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北朝鮮の前回の試合での行動がFIFAに問題視され、今回の日本=北朝鮮戦は第三国での無観客試合と決まったときには、「フーン…」といった程度の感想しか持っていなかったけれど、会場が「バンコクの国立競技場に決まった」と聞いてから俄かに身近な感じがしてきた6月8日の日本=北朝鮮戦。
なにしろ会場となる国立競技場は私のいるオフィスから目と鼻の先! そして、競技場真横のホテルであるPathumwan Princess Hotelは、オフィスのお得意先ホテルとあって、職場の同僚の間でも「仕事切り上げて応援に行こう!」というムードが高まってきた。
そのPathumwan Princess Hotelでは、太っ腹旅行業者が宴会場を貸し切って日本人サポーターに無料開放するというイベントを企画しているということがわかり、みんなで予約して向かうことにした。
うちの事務所の男性陣はPathumwan Princess Hotelから国立競技場の方面に向かう方面にあるショッピングセンター「マーブンクローンセンター」におしかけ、日本サッカーチームのTシャツを購入。なにしろ、Tシャツを売ってるお店の方でも「時間がないので背番号はナシね!」といったらしく、急に盛り上がってきた日本=北朝鮮戦への対応が間に合わなかったよう。みんなでおそろいのTシャツを着て、いざ出陣! ホテルのエレベーターに乗り込むと、サポーターらしき人たちがいっぱい乗っている。結構な人数が集まるのかな?
会場に到着して、大型スクリーンのある部屋へ進むと、みんな床に座り込んでビールを飲みながらサッカーが始まるのを待っていた。まだキックオフ30分前ながら、熱気はムンムン! そして、報道各社のテレビカメラクルーが数えられないほどいて、サポーターの様子を撮影している。日本からわざわざこのために駆けつけたらしきサポーターも沢山いて、前の方では「独国へ行くぜ!」というのぼりを掲げた、日本のチームカラーの青の鎧と兜をつけた「将軍」さながらのサポーターまでいたのにはビックリ。
いよいよキックオフ。太鼓まで持ち込まれていて、競技場さながらの応援が盛り上がる。外は夕焼け。心配したスコールもこの空の様子だと降ることもなさそう。前半戦は日本がボールをキープしていたものの互いにノーゴール、勝負は後半戦に持ち込まれた。それにしても、日本も北朝鮮も体力の消耗が大変そう。一番暑い夏(3-4月)がおわったたとはいえ、30℃の気温の中で走り回るのはきついだろうなあ。
後半戦、最初のゴールが入ったその瞬間!!300-400人くらいいたサポーターが一斉に立ち上がり、叫び声をあげて飛び上がって喜びあった(私も喜びすぎて写真を撮るのを忘れたくらい)。2点目が入って勝利を確信! ゲームセットの瞬間からみんなで応援歌を歌ってドイツ行きを喜ぶ大騒ぎに。この様子をなんとか収めようとする報道陣と入り乱れて大変な騒ぎとなった。こんなに沢山の日本人が一箇所に集まって日本を応援している場所にいると、自分が今いったいどこにいるのか忘れてしまう。
まさか、無観客試合とはいえこんなに身近にワールドカップ予選を楽しめるとは思いも寄らなかったから、本当に楽しめた、そして勝ったからスキッとした、バンコクの熱〜い熱〜い一夜だった。
画像上:報道陣も続々集結
画像中:いよいよキックオフ!
画像下:点が入って歓喜乱舞するサポーター
画像左・中・右:勝利を決めた後の様子。ひときわ目立っていた「将軍」の姿も。
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