| ■プチ「日本ブーム」 |
2004.11.15 update |
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最近、緑茶のCMを良く見る。多くは日本語のCMにタイ字幕をつけるなど、「日本らしさ」を売りにしている。セブンイレブンや大手スーパーなどでも、緑茶を扱うブースが設けられ、タイローカルと日系企業が入り乱れて熱い商戦を繰り広げている。
暑いタイで疲れて、冷たい緑茶でホット一息、なんていうときは、気をつけないとビックリするかもしれない。というのも、こうした緑茶の9割が甘ったるいのだ。緑茶が甘いなんて?と思う人も多いかもしれないけど、ここタイでは、冷たいものは甘いと相場が決まっていて、緑茶といえども砂糖が入ってなきゃ売れないのが現実。緑茶は体にいいらしい、と飲んでいるタイ人も多いけど、これだけ甘きゃあんまり意味ないんじゃない?って気がしてしまう。
こうした売れ筋にあわせて、日系メーカーもやはり加糖緑茶を売っている。それでも「日本らしさ、ホントの緑茶の美味しさを知って欲しい」とかで、甘さは控えめなものが多い。こんな商品を尻目に、タイローカルの甘ったるい緑茶が売り上げをどんどん伸ばしている。
この緑茶ブームに先行していたのが、和食レストランの人気。タイは「日本より安く和食が食べられる」世界の中でも数少ない国の1つで、日本人駐在員が足繁く通う本格和食レストランももちろん沢山あるが、地元のタイ人に愛されているのは、「OISHI」や「FUJI」といった和食チェーンのレストラン。日本食は「ジュート」(味が薄い)と嫌うタイ人が多かったが、こういうお店ではタイ人向けに味もアレンジされているので食べやすいようだ。
最近は更に、回転寿司やシャブシャブ(両方が楽しめる「シャブシ」というのもある)、ラーメン屋なども増えていて、お昼時になると若いOLで賑わっている。
こんなプチ日本ブームともいえる状況、多少ホンモノとはずれていても、タイに住む日本人としては、なんだか株が上がったようで悪い気はしない。そのうち、本当の緑茶や和食の美味しさを知ってくれるタイ人が増えてくるといいのだけど。
画像上:セブンイレブンの1コーナーが全部緑茶ペットボトルで埋まっている。値段は、1本20Bから35B。一番高いハイネケンやアサヒビールが35B程度であることを考えると、やはり高いですね(10B=25円)。
画像下:右側は、今一番人気のタイローカル和食チェーン店「OISHI」がプロデュースする緑茶。蜂蜜風味や麦茶風味などの色々な種類を出しているが、これは無糖で、比較的マトモな味。左側は「鮮茶」とネーミングされたもので、甘い!
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