■タイ時間 2003.4.21 update

タイ人は時間を守りません。国民全員です。本当に守りません。タイ人と日本人が待ち合わせした場合、日本人は5分前にはみんな集まっているのに、タイ人は誰も来ません。集合時間が5時だとすると、5時に家を出ます。1時間待っても来ないから、もう来ないだろうと思っていると、現れたりします。遅れた理由は「渋滞だった」が一番多いですが、他に「バスが来なかった」「道に迷った」「お腹の調子が悪い」などがあります。しかしながら、本当の理由は「時間を守る気がない」というのを僕は知っています。

結婚式は普通夜に行なうのですが、招待状に「6時から」と書いてあったら、6時過ぎからみんな来はじめ、式は7時ぐらいから始まります。式がなかなか始まらない理由を聞くと「この時間は渋滞だからねえ」とか「雨が降ってるからみんな遅いね」とか言っていますが、本当の理由は「時間を守る気がない」というのを僕は知っています。

タイ人の時計は時間が正確ではありません。10人いたら10種類の時間があります。僕の家の時計も全部違います。なぜなら時間を合わせる手段がないからです。それにタイの偽物時計はすぐ時間が狂うから、合わせても無駄です。テレビだって時間通りに始まりません。だからビデオの予約ができません。

学校の授業と授業の間に休憩時間がありません。授業が終わったらすぐ次の授業です。だからみんな授業中にトイレに行ったり、水を飲んだりします。授業時間と休憩時間の境目がしっかりしていないので、時間に対する観念が曖昧になってしまいます。

「時間を守る気がない」というのは学生時代から養われているものであり、タイ人にとって空気を吸うのと同じくらい当たり前のことです。そして、そのタイ人と同じ空気を吸っている僕も、だんだん時間を守る気がなくなってきています。

画像上:結婚式。時間通り来ているのは僕たちだけ。
画像下:職場の時計。これも、あっているのかどうかわからない。


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