■タイの音楽事情 2002.8.5 update

タイは日本ブームだと「お菓子」の話のとき書きましたが、日本の曲もたくさん入ってきています。火付け役は2年前の「ASIA2000コンサート」。この時「モーニング娘。」「鈴木あみ」「DA PUMP」が来タイして、タイの若者の心を射止めました。それまで日本の曲というと、「上を向いて歩こう」と「X−JAPAN」もっと古いところでは少年隊、少女隊なんかがなぜか知られていたりしていました。それからテレビドラマで「101回目のプロポーズ」をやったので、「SAY YES」がちょっと売れたりしていました。

しかし2000年以降、日本のドラマはバンバン入ってくるし、映画もちょくちょくやり始めて、日本のテープ・CDもかなりの種類が出回るようになりました。今では「宇多田」の名前はみんな知ってるし、ジャニーズ系なんて僕より知っています。そういえば最近「GLAY」がタイの「RSプロモーション」という音楽会社と契約したので、タイに来るかもしれないそうです。そして、ライバル会社の「グラミー」は先日、野外コンサートに「ジャニーズJr.」を招待しました。日本の歌手がタイに来て、どのくらい人が集まるかと思ったら、超満員。タイの若者にも「おっかけ」というのがあるんでしょうか?

さて、日本の歌手の話ばっかり書いていますが、タイの歌手はどんな人が売れているのでしょうか?アイドルもロックもフォークも演歌もタイにはあります。アイドルはいつの時代もいるのですが、最近日本の携帯電話のCMに出ている「ブライオニー」は御存知ですか?僕はタイにいるので見られないのですが、日本にいる方はチェックしてみてください。それから有名なのは「ニコル」。年齢はもう30近いのですが、No1アイドルの地位をなかなか譲りません。

バンドでは「LOSO」が一番でしょうね。タイ人にも日本人にも人気があるロックバンドです。それから「Silly Fools」というバンドもかっこいいですよ。ボーカルがメチャうまなんですが、日本っぽいアレンジで曲も洗練されてます。それから「JIWA」というバンドのボーカルは日本に留学経験があって、歌詞の中に日本語が入っています。

フォーク系の音楽のことをタイでは「プアチーウィット(人生の唄)」と呼んでいます。そしてこのプアチーウィットの神様と呼ばれる「カラバオ」は反体制の曲をたくさん作っていて、田舎の人たちに大人気。最近ではタイの70%のシェアを誇るビアチャーン(ビール)のCMに出ていて、そっちの方でも大人気。

タイの演歌のことをルークトゥンと呼ぶのですが、日本の心で歌う演歌と違って、タイの演歌は見た目や派手さが勝負です。年に1〜2曲、タイ全土を総ナメにするぐらいの大ヒット曲が出ます。去年は「ドレミ」という歌がバカ売れしました。

最近、街なかで日本の曲が流れているのをよく耳にします。そして、タイ人の歌手も歌詞に日本語を織り込んだりしています。タイには日本語が溢れています。


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