■「学校」 2002.7.1 update

せっかくタイで日本語教師をやっているので、今回はタイの学校について書きたいと思います。 まず、タイの学校は幼稚園から大学までほとんどの学校(インターナショナルでは違うところもあります)が、前期後期の2期に分かれていて、前期は5月半ば〜6月頭ぐらいに始まります。僕の学校は6月の第1月曜日。7月末と10月頭に試験があって、3週間休みの後、後期は3月頭まであります。夏休み(タイは3月頭〜6月頭が夏休み)が3ヶ月近くあるので、日本に帰ったりできますが、学校によってはサマーコースがあって、休み中も授業があったりします。僕の学校も来年からサマーコースがあるらしいです。あっ、それから土日は休みです。

僕が教えている学校はバンコク市内にあり、以前は高校と短大があったのですが、現在大学に移行中で、今年の時点では高校と短大1年はなくて、短大2年と大学1〜3年があります。国立の技術系学校で、ラチャモンコンと呼ばれる大学省の管轄の学校です。

1年の行事を見てみると、新学期が始まってすぐ、6月に「ワイクルー(先生に感謝する日)」があります。この日は学校で大きな式があり、学生は先生に花で作った飾りを贈ります。式が終わった後、後輩いじめがあります。いじめと言っても、日本のそれとはちがって、先輩後輩の交流を深めるために行われるもので、大声で自己紹介させたり、一緒にゲームをして、顔に絵の具を塗ったり、水をかけたりします。

そして11月ぐらい(毎年変わる)には「キラーシー」が行われます。直訳すると「色運動」ですが、スポーツ大会のことです。うちの場合はピンク、黄色、青、紫の4つのグループに分かれて、スポーツ、応援、チアリーダーなどを競います。日本みたいにクラス対抗じゃないんです。
それから12月に「日本語コンテスト」。これは学校の行事じゃなくて、日本語科の行事なんですが、読み書き、スピーチ、絵、劇、クイズなど部門別に競います。上手な子はいくつも掛け持ちするので、賞金あらしと呼ばれています・・・というか、僕はそう呼んでいます。

1月には「子供の日」があります。学校でゲームや福引をして、近所の子供たちと遊びます。近くには大きいスラムがあるので、その子達もたくさん来ます。この日はいろんな所でイベントがあるので、子供にとっては楽しい日です。親は疲れますが・・・

3月には「卒業記念パーティー」。うちの場合は野外でやるので暑くて大変ですが、学生との最後の交流で、ちょっとしんみり・・・なんてことは全然ありません。ステージは美人コンテストや生バンドでうるさいし、高校・短大の卒業生の中にはまた同じ学校で勉強を続ける子が多いので、みんな騒ぎに来ただけという感じです。それよりも、早く終わってみんなで2次会というパターンが多いようです。

「文化祭」は学校によって違うのですが、有名なチュラロンコーン大学はいつも12月にやっていて、僕もよく見に行きます。僕の学校はここ何年かやっていません。「ISO(国際標準規格)が忙しいから」と言われていますが、本当の理由はわかりません。以前は有名なアイドル歌手が来たこともあったのですが・・・でも今年は新校舎ができたので、8月に記念の行事があるそうです。

画像右上:スポーツ大会の時に撮影
画像左上:日本語コンテスト(歌部門)で一番だったグループ
画像右下:ラチャモンコンの文化祭。一番右が筆者、浴衣を着ているのが学生、他の人は先生
画像左下:日本との交流会で、学生が花飾りの作り方を教えているところ


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