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タイに日系企業が来始めて数十年。バブルの時期にはあまりの多さに、反日本ソングなんてのもヒットしていました。バブルがはじけてもしばらくは日系企業が乱立していたのですが、ここ数年撤退に追いやられている会社が多々あります。しかしそれに反して、日本ブームはどんどん盛り上がっています。ゲーム、まんが、サンリオなど子供の興味から火がつき、日本のドラマ、映画、歌など、どんどん入ってきています−タイ人の若い子はみんな、キティーちゃんとかキャラクター商品を持っています。そして日本料理もタイ人好みの濃い味付けにして、ヒットしています。
そんな中、商品名に日本語を付ければうけると思ったのか、商品とは全然関係ない名前の物がたくさん出回っています。概してお菓子に多いのですが、有名なところで「TARO」。これは魚味の細長いお菓子で、お酒のつまみみたいです。類似品で「BENTO」というのもあります。タイ人はこれが日本語だとわかっているらしく、よく意味を聞かれます。それから「かっぱえびせん」が「はなみ」という名前で売られています。カルビーもちゃんと「カルビー」と言う名前で「かっぱえびせん」を売っているのですが、偽物の「はなみ」の方が売れています。
「とうきょう」という名前のお菓子もあります。これはパッケージにして売っているのではなく、その場で作って売るのですが、クレープかホットケーキかそんなような物の中に、あんこやソーセージや卵を入れて巻いてあります。見た目が日本のお菓子っぽいから、「とうきょう」って名前を付けたんだろうけど、こんなのないですよね。バイク付きの屋台で売って回っているので、うまく遭遇しないと買えませんが、学校の校門とかでよく見かけます。
プラスチックの容器に入ったかき氷は日本でも売っていますよね。実はタイでも「こおり」と言う名前のかき氷が売っています。かき氷は氷にシロップをかけて食べるだけなので、日本でもタイでも同じだとお思いでしょうが、そうでもないです。見た目は同じですが、シロップがドクドクしいし、氷も悪い水を使っていそうで(と言うか実際使っているらしいです)、ちょっと手を出さないほうがよさそうです。
そしてタイで人気の「あきこ」。これはタイ人が作ったブランドで、日本風のお菓子を売っています。チェーン店がたくさんあって、商品の数も半端じゃありません。あきこというおかっぱ頭の女の子がメインキャラで、キャラクターグッズも売れています。この「あきこ」が売れている理由の一つはパッケージにあると思います。日本のお菓子っぽく見せるために日本語が多用してあるのですが、日本人が見たら笑ってしまう様な有無を言わさぬ日本語が使われています。例えば「お年寄りから苦者まで、栄養たっぷりのスナック」「まわりの人とペースを合わせて食べゐ」。中でもこれはヤバイだろうと言うのは「かわいたマ○○ー」これはマンゴーのドライフルーツのことなんだろうけど、あまりのヤバさに最近は「かわいた果物」に書き換えてあります。ちなみにあられやゼリーのパッケージにも「かわいた果物」と書いてあります。
日本語の名前を使った商品はまだまだ増えていくでしょう。日本で英語の商品名を使うのと同じ感覚です。みなさんもタイに来る機会があったら、スーパーで日本語の商品を探してみてください。いいお土産になりますよ。
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