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台湾には肌のきれいな女性が多い。私がかなりの独断と偏見で観察する限り、さまざまな原因が考えられる。
(1)よく寝る。
(2)ストレスが少ない。
(3)あまり化粧をしない。
(4)毎日、果物は欠かさない。また肌にいいと言われるものなら何でも食べる。
(5)皮膚科などで簡単に、しかも安くシミ取りができる。エステも安い。
・・・などなど。
実際、台湾女性は日本女性よりもかなり肌に気を使っている。“養顔”(肌にいい、美顔)という食べ物には目がなく、お肌の“保養”(お手入れ)には手を抜かない。着る物はどうだっていいけどお肌にはお金をかけるわよ!という女性が多く、デパートでも1つ10万円近いクリームが発売と同時にあっという間に売り切れるらしい。
ウワサによれば台湾女性が1年間に基礎化粧品に使う金額は、国防費を超えるという。しかし、そのような高価なクリームを買えるのはもちろん一部の富裕層でしかない。それなら台湾の一般女性は日頃どのようなスキンケアをしているのだろうか? 今回は台湾ならではの安くて手軽な“養顔”アイテムを探してみた。
まずは、なんと一袋10元という激安の「緑豆洗容素」(80g)(廣源良実業有限公司)から。たいていのドラッグストアーなら取り扱っているロングセラー商品。これは飲み物やデザートにも使われる緑豆を粉にしたもので、洗顔やパックに使う。筆者もさっそく試してみることに。プーンと青臭い豆の匂いのする粉を適量、手に取り水を加えて泥状にして顔をマッサージすると・・・なんと豆のツブツブが驚くべきスクラブ効果を発揮するのだ!袋にも“去除角質、毛孔内脂肪、毛孔収縮、潤膚効果”古い角質と、毛穴の余分な脂肪を取り除き、引き締め、潤い効果あり)とある。これを使い始めてから、肌が軽くなった感じ。これはかなりの大ヒット!
続いてはおもしろ“面膜”(パック)シリーズ。(同じく廣源良の製品)これも激安で一袋25元〜40元! 「緑豆+薏仁(ハトムギ)面膜」は、くすみと肌荒れに効果アリ。「西瓜面膜」は、文字通りのスイカパック。日焼け後のほてった肌に効くとのこと。そして衝撃的な「山薬面膜」はなんとヤマイモパック! なんとなくネバネバしてかゆくなりそうなのでまだ未使用。お肌に粘り、ではなく潤いを与え、保湿効果もあるとか。これは台湾に遊びに来た日本の友人にも大ウケ。
日本でもポピュラーなヘチマコロン「菜瓜水」(120ml)(同じく廣源良)はかわいい手のひらサイズでこれまた25元という驚きの値段。但しこれは発売10周年記念の限定版。この値段なら思い切りバシャバシャ使える。同社のアロエクリーム「蘆薈面霜」(100g)は69元という低価格にもかかわらず、使い心地は抜群!
廣源良以外でも、レトロなデザインに一目惚れして買った「百雀羚」(60ml・68元)や「雪芙蘭」(30g・25元)は台湾版ニベアといった感じでかなりポピュラーなスキンクリーム。しかし、若い人には「オバサンっぽい匂いだからヤダー」という意見も。
その他、体の中からキレイになれると評判のコンビニなどでも気軽に買えるのが“四物飲”美容ドリンク。“四物”(スーウー)とは「當歸・熟地・白芍・川芎」という4つの生薬のことで、これを使ったスープも体にいいと日常的によく飲まれている。この“四物”に“玫瑰”(マイカイ・バラ科の植物)のエキスを配合した「玫瑰四物飲」(120ml・50元)は月経後の数日間服用すると、体調もお肌の調子もよくなるらしい。
他に「玫瑰四物飲・膠原蛋白(コラーゲン)」(60元)にはさらなる美肌効果が、「青木瓜(青パパイヤ)四物飲」(60元)にはなんとバストアップ効果が期待できる。さらにビタミン補給には、日本でもおなじみのタケダのハイシーLが「愛喜(アイシー)錠」として台湾武田薬品から発売中。これまたレトロなケース入りで20錠入り89元。
それでは最後に、さらにローカルな商品をご紹介。今、地元南投縣で売れに売れているのが「酒粕面膜」(酒かすパック)。農協が販売しているものなどいくつか種類があるが、紹興酒で有名な埔里(プーリー)の製品が一番人気だとか。しかし、このパックの販売経路が摩訶不思議。取り扱っているのが普通の民家、郵便局、飲料店、早餐店(朝ごはん向けのサンドイッチなどを売る店)と謎だらけ。赤い幟の看板が目印で、水に溶かすタイプのもの(150元)とそのまま使える(250元)の二種類を販売している。これを使うと本当に“すべすべ”になるから驚き! 大ヒットするのも納得の使い心地だ。ちなみに3年ほど前、台湾DHCのテレビCMで「すべすべDHC」というキャッチコピーが使われてから、“すべすべ”は美肌を表す形容詞としてすっかり定着している。
* NT$(台湾ドル)1元=約3.58円(2006年3月現在)
-文中の画像-
画像右上:「緑豆洗容素」(廣源良実業有限公司)はなんと激安の10元。スクラブ効果抜群です。
画像左上:左から、「緑豆+薏仁面膜(緑豆+ハトムギ)」、「西瓜面膜(スイカパック)」、「山薬面膜(ヤマイモパック)」(廣源良実業有限公司)
画像右中:左から、限定版の「菜瓜水(ヘチマコロン)」と「蘆薈面霜(アロエクリーム)」(廣源良実業有限公司)
画像左下:左から、レトロなデザインの「百雀羚」と「雪芙蘭」クリーム
画像右下:体の中からキレイに! 左から「玫瑰四物飲」、「玫瑰四物飲・膠原蛋白(コラーゲン)」、「青木瓜(青パパイヤ)四物飲」、手前は台湾タケダの「愛喜L(ハイシーL)」

画像左:今、売れに売れている「酒粕面膜(酒粕パック)」シリーズ
画像右:赤い幟の看板が目印。どう見ても普通の民家で取り扱い中!
※本文はあくまで筆者の個人的感想であり、製品の効能を保証するものではありません(ワールドバザール21事務局)。
【短信】2005年6月にご紹介した凍頂山の「山記茶舎」の林さんの春茶が、なんと2005年鹿谷郷農協主催のお茶のコンテスト・烏龍茶部門で特等を獲得しました。このコンクールは4千軒以上のお茶農家が参加する文字通り台湾一規模の大きいコンクールで、その中でも特等はたったの1名、まさに台湾烏龍茶の頂点といえる名誉な賞だということです。この場をお借りして心よりお祝い申し上げます。ご興味のある方は、新たにHPを開設したということなので、こちらまで。(2/28)
□山記茶舎:http://dongding.nantou.com.tw
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