| ■噛みタバコ |
2004.2.16 update |
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台湾男性の嗜好品にタバコ以外に、「ビンロウの実」という噛みタバコが有ります。口の中でガムのようにくちゃくちゃ噛むと弱い覚醒作用が起こり、特に長距離運転手さんなどは眠気覚ましによく噛んでいますが、一般男性も普通に生活の中に溶け込んで好まれている嗜好品です。
私は噛んだ事が無いので味と感覚は聞く話ばかりですが、味は「まずくって苦い」と、噛んだ大部分の日本人はそう言います。そして噛み続けると身体がポカポカと熱くなる気がし、それが覚醒作用の始まりなのか・・と考えていると、噛み続けているために唾液が出てくる。この唾液が何と赤い色!唾液を吐き出しつつ噛みつつ味わう嗜好品なので、唾液を吐き出す時は一見「吐血??」しているかの様に見え、まだ私がビンロウを知らなかった頃「あの人は病気なのか?」と真剣に考えた事も有りました。そう思うと、よく道路上で吐血されたような赤い液体を見かけていた事が、このビンロウ嗜好者の吐き出した唾液だったのかと納得。
でも、ビンロウは危ないドラックと同じで、常用者はビンロウが無いと禁断症状も起きる人もいるらしいが、タバコ屋さんみたいに街中や道端のいたる所で「ビンロウ屋」さんが有るので、誰でも簡単に手に入れる事が出来る。でも口腔癌を誘発するなどとして18歳未満には発売禁止です。
このビンロウ屋さんも販売競争が激化し、売り手も試行錯誤の中、今では露出度の高い衣装を着た若い女性の接客が当たり前。ビンロウ屋さんはガラス張りなのでそんな服を着たら外からは丸見え。それが売り手作戦で、そうしてドライバーの目を、注意を、引き付ける。注意を引き付けられたドライバーはビンロウ屋さんの前で車を止め、接客女性が運転席に駆け寄りビンロウやタバコ・飲み物を売りさばく。この露出度があまりにもひどく、ほとんど裸に近い状態で接客する女性の店が多くなり、人権団体から女性蔑視の象徴と非難され、業界団体との協議を経て、台北から30キロ西の国際空港が在る桃園市では「胸・尻・腹は見せるな!」と桃園県長は行政指導を行ったけれども・・・まだまだ露出度が高い服を着て売っています。
夜見ると、ガラス張りの中にポツンと薄着の女性が・・・寂しそうな、でも怪しい雰囲気を醸し出しています。ちなみに、ビンロウは14粒ぐらいで180円くらいです。
画像上:ビンロウの看板
画像下:ビンロウ屋さん。ガラス張りの向こうには薄着の女性が・・・。
【短信】今年の台湾は季節外れの寒さで、風邪をひく人が多いそうです。
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