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孔子廟という中国宮殿建築で作られた壮観な建物があり、そこで年に一度「祭孔大典」という祭典が行われます。今年は孔子誕生2553年目に当ります。
この孔子廟は、中国の偉大な教育家で通称学問の神様と言われている「孔子」を祭る聖廟の事で、毎年9月28日の孔子の誕生日には台湾各地で様々な行事が行われます。又、その日は「教師節」として学校の先生に感謝の気持ちをカードに書いて花束を渡す習慣もあります。
台北の孔子廟は1925年に建てられた孔子廟の総本山で、孔子の他に顔子、曽子、孟子、予思予の聖人を祭り、孔子の高弟、先祖、そして中国歴代の賢人154人も祭られています。
孔子廟の外壁はレンガの壁で覆われ中がまったく見えない状態ですが、門をくぐって一歩中に入ると静けさの中に大正殿がそびえ、中国特有の雰囲気を醸し出す様式と朱色で気分がとても落ち着き、なんだか勉強がはかどりそうな気持ちにもなります。そして台湾の受験シーズン(4月〜6月)ともなると、多くの学生が参拝にやって来ます。
孔子の誕生に行われる「祭孔大典」は、早朝6時から祭典が始まりますが、孔子廟内は狭く当日に100枚の整理券しか配布しないので限られた人しか見る事が出来ず、早い人では午前3時から並んで待っています。
そして約一時間をかけて儀式は厳粛に行われ、儀式が終了すると供えていた動物に象られた餅を頂いて帰ります。この餅は「知恵の餅」といわれ、これを食べるとドンドン知恵がつき賢くなるというお餅で、祭典を見る事が出来なかったひとも貰えるので、知恵の餅だけを貰って帰る人もいます。
知恵の餅の味は・・・、餅というよりも「ういろう」の食感で甘みが強く、美味しいとはいえない味ですが、かなりの効き目があるそうですよ。
参考WEB(台北市孔廟):http://www.ct.taipei.gov.tw
画像上:孔子廟の大成殿
画像中:動物のかたちに象(かたど)られた「知恵の餅」
画像下:大成殿で行われる祭典の様子
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