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原因不明の感染症が流行し、いま台湾でどのような状況・対策をとっているかをお伝えします。まず、3月初め頃から公共機関では消毒を定期的に行っていました。しかし自分自身でも感染を防ぐ為に電車に乗る際はマスク着用が義務になり、地下鉄の主要駅では体温チェックが行われています。
私が見る限りでは、マスクの使用率は3割程度。必ずしも皆がマスクをしているわけでは有りません。普段の生活をしている人達はマスクの着用は少なく、状況を判断し、人と接する機会が多い人や人込みに出かける人がわざわざ其の度にマスクを付けているという雰囲気です。
そして二次感染を防ぐ為に、出来る限り中国、香港等へ渡航しない事やカナダの渡航には十分注意し、オンタリオ州への渡航の見合わせを提案しています。そしてSARSを法定伝染病に認定し、患者や家族の強制入院、隔離措置を執る事になりました。SARS患者と疑いのある場合は、患者は病院隔離、その家族や接点の有った人を住宅隔離します。もしSARSと該当した場合、患者は専用病院で、家族や接点の有った人は専用住宅にて隔離します。
また、空港では、出入境者に対してはSARS調査票の記入及び耳部体温の測定を義務づけています。 海外から台湾への入境手続きに際しては、予め航空会社から渡されたSARS調査票の提出と、耳部分の体温測定を必要とし、37.5度以上の熱がある時はSARSの疑い例であるか否の評価をされます。評価は10分〜15分ぐらいで完了しますが、大陸・香港・マカオ・ベトナム・カナダのトロントからの入国者には強制隔離が義務づけられていて、空港近くのホテルで10日間状況を見ます。
また、SARS疑いと判断された者の前後3列までの範囲の座席に座っていた同乗者は10日間の居宅隔離とされ、その間に何等かの症状がでれば病院に隔離されたうえで、その間の接触者も居宅隔離となります。なお、その他の同乗者は降機後10日間の間に何等かの症状あれば病院において診察を受けるよう通知されます。
私の日常は以前と変わらず、手洗いとうがいを実行し、マスクは付けていません。自分自身が気を付けていればという過信もあると思います。その過信は実際に台湾に居て過ごして現状を見ているから来る過信だと思います。でも、状況が状況なだけに、少しずつですが帰国をする人が出ています。
やはり日本の報道を聞いていると、台湾に行っただけで感染をするような感じですが必ずしもそうでは無いと思います。しかし、命に関わる事だけに何とも言えないやるせない気持ちです。
<参考WEB>
台湾SARS関連WEB(BIG5)
台湾衛生局WEB(BIG5)
画像上:SOGO百貨店入店時に検温
画像下:学校内を消毒する風景
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