| ■ランタン祭りとバレンタイン |
2003.2.17 update |
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旧暦正月である「春節」(今年は2月1日)を爆竹で景気よく祝ったあと、正月気分の抜け切らぬなか行われるのが「元宵節」(今年は2月15日)のお祭りです。又、今年はバレンタインデーも同じ頃に重なったので、イベントで賑わう忙しい2月となります。
さて台湾のバレンタインデーは「女性からの告白日」という決りはなく男女共に告白が出来るのですが、基本的には2月14日に男性が片思いのひとへ花束やチョコレートを贈り、ホワイトデーを待たずにその場で返事を聞く事が出来ます。また恋人同士の場合、男性は朝一番に花屋さんへ向かい予約済みの大きな花束を持って出勤前・登校前の彼女へ渡し、彼女の方はその花束を持って職場・学校へ行き見せびらかします。花束が大きければ大きいほど自慢出来、鼻高々になります。
そして「元宵節(ランタン祭り)」。これは中国の古くからの文化。新年で初めての満月となるこの日には、各家庭で「灯籠・ランタン」を掲げ、「元宵」や「湯円」といわれるもち米の粉で作った団子を食べて祝う習慣があります。この団子は餡のない団子と、中にゴマ・ピーナッツ・小豆・肉などの餡入りとがあり、もちもちっとした皮を一口かじると中からとろぉ〜と餡が出てきてとっても美味しい団子です。この「元宵節(ランタン祭り)」以外にも、普段の食べ物として生活の一部に溶け込んでいますのでいつでも食べられる団子です。
お腹を満たしたら「灯籠・ランタン」を揚げます。これは日本で言う「ちょうちん」みたいなもので、1m×1.5mの大きな紙製で真中に火を点ける部分があります。台北でランタンを揚げる場所として有名なのが、市内から車で40分ぐらい東へ行った「平渓」です。現地に着いたら露天で売っているランタンを買い、ランタンの外側に願い事を書いて空高く飛ばし、天の神様の元へ自分の願いを届けるという事です。
飛ばし方は真中に火を点ける部分があり、2人ぐらいでランタンを持ち上げ、すばやく火を点け、ランタン内の空気を温めて、暖めた熱の力で浮くというものです。ゆっくりとふわっと空に向かって昇っていくランタンは幻想的。火が消えたら何処に落ちていくんだろう?‥考えながらじっと見入ってしまいます。ランタンを揚げる場所に行けない人にも、台湾各地ではランタン祭りイベントが行われるので必ずどこかで「元宵節」のイベントを楽しむ事が出来ますよ!
画像上、中:中正記念堂(台北市)の2002年ランタン祭り
画像下:台北県の平渓、ランタン祭り
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