■旧暦新年 2003.1.20 update

中華圏では旧暦で新年をお祝いし、2003年は1月31日が大晦日、2月1日が元旦(春節)になります。台北では1月の今、街中が年末雰囲気でいっぱい!皆はお正月用品を台北の台所と言われている「迪化街」へ買出しに出掛けます。「迪化街」は路地の名前で、「迪化街」は古くから商業の街として栄え、今でも台湾最大の問屋街をして知られ、漢方薬材や乾物・食料・生地などが売られています。

車が一台通れるぐらいの細い路地「迪化街」は、この時期は車通行禁止で、両側にはお正月飾りや乾物、保存食、台湾名物からすみ、スルメ、お菓子を売るお店で混み合い、東京上野のアメ横みたいな雰囲気。「迪化街」途中のお寺には買い物客への無料お茶サービスや、迪化街出口にはお正月用品を買いすぎて持って帰れない人には宅配便サービスや、台北市政府が催すイベントも有り、新年を迎えるイベントをよりいっそう盛り立てている。

台湾の大晦日は、家の門(ドア)には家内に福を呼ぶ意味で「春聯」という赤い紙を貼ります。その赤い紙にはそれぞれの願い事を書かれ、ドアに貼るのは開ける度に福が入るという事。そして家族団欒のご馳走(年夜飯)を食べ、お年玉をもらう。新年特別テレビ番組とかは無く、早い時間からひたすら食べて、おしゃべりをして過ごし、日本の年越しそばのように年越し餃子を食べ、深夜の日付けが変わる頃、一斉に爆竹を鳴らします。台北市内でこの音を聞くと、ビルに反響し更に豪快な音になり、この音を友達へ聞かせてあげようと日本へ国際電話をかけたら、「中国大陸と戦争が始まったの?」と勘違いされた事も有りました。

そして元旦は、未だ袖を通していない新しい服を着て、女の人は赤い下着をつけます。中華圏では赤は幸運を呼ぶ意味が有るからなのですが、赤い下着は普段でも幸運を呼びたい時に身に付けている人は多いです。日本と同じ様、お年始挨拶にもお参りにも出かけ、年が明けて初めて会う人には「恭喜・新年快楽(新年明けましておめでとう)」と挨拶をします。

年始5日間ぐらいは、街中を歩くと爆竹のけたたましい音を聞く機会も多く、とっても中華な雰囲気がしますが、デパート以外の商店はほとんどお正月休みですし、屋台も閉っているので、海外からの観光客は観て歩く所がほとんど無くつまらなく感じるかもしれません。しかし、“一昔前の日本のお正月”という雰囲気を味わえると思います。

画像右上:年始用品を買いに来た人で混み合う迪化街
画像左上:お菓子売りのお兄さん
画像右下:台湾名産からすみ
画像左下:台北市政府主催のイベントは、好きな字で「春聯」を書いてもらえる。


【短信】台湾はいま年末で、年末セールや年始のお買い物で街は人でいっぱいです。日本では「成人式」なのに、なにか変な感じですよね!(1/12)


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