■台湾的手機 2002.12.16 update

「手機」と中国語で書いて「携帯電話」と言い、今、台湾は人口に対する携帯電話普及率が、一人一台以上と、日本と同じ様に携帯電話はもう生活の一部に落ち着いています。

でも通信方式がちょっと違う。台湾はヨーロッパで生まれたGMS方式を使い、これは世界140ヶ国の地域が採用している方式で、加盟する電話会社は他事業者とのローミング(同一の移動端末で異なるネットワークでのサービスが受けれられる)を前提とし、 電話加入権と電話機とを分離させ、利用者に便宜をはかるもの。

電話加入権と電話機が別?というのは初めて電話を買う時は、電話加入権のSIMカードと電話機は好きな機種を選んで買うって事で、電話加入権のSIMカードは1×2cmほどの小さなチップのICカードで、その中に加入権情報・認証・安全措置等が記録され この小さなチップを電話機にセットすると通話が出来るのです。

もし旅行や出張で台湾からタイへ行ったとします。いつも使っている携帯電話機をそのまま持って行って、タイに着いたら通話料先払いプリペイドSIMカードを買って電話機にチップをセットするだけで使える!!

例えば携帯のバッテリー切れの時も、友達の電話をちょっと借り、チップの差し替えをするだけで誰の電話機でも自分の物として使え、もちろん電話料金もSIMカードの持ち主の自分に請求が来る。万が一、携帯電話を紛失!って時もSIMカードの再発行は簡単だし、電話機だけ新たに買うか、誰かのお下がりを頂いて使う。

こんなに便利なGMS電話機だけれど、機能は日本の携帯電話に比べるとカメラ機能や音色など、まだまだな部分は多く、でも台湾人には今のままでも十分事足りているので、機能充実のDoCoMo・i−モードが今年6月に台湾に参入したが、いまいちの反応だ。

台湾人は口々に、「機能は最小限で良い、通話するのに電話機が大き過ぎる」と言っている。GMS形式の携帯電話には小さくて薄くて軽い機種が多く、それとi−モード用機種を比べると大げさに言えば2倍の物もあるぐらい。生活の一部になくてはならない携帯電話は、機能より使い勝手!というのが台湾的手機(携帯電話)。

画像上:GMS式携帯電話二種(右がエリクソン、左がノキア)
画像中:SIMカードチップを差し込みする時
画像下:左上・料金月ぎめ請求タイプのSIMカード、右上・料金先払いプリペイドタイプのもの、下はIC部分。


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