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肌に刺さる熱帯の暑〜い日差しを浴びる事無く外を歩ける11月。この11月が実は日本で言う「五月病」の台湾なのです。でも、ブルーな五月病では無いのが台湾人の気質。
10月に新入社員として入社し一ヶ月が過ぎた今頃、学生時代の様には自由にいかないジレンマ・お給料の低さ・仕事面への不満が貯まり、そこで辛抱できない台湾の人、言い方を変えれば自己主張出来る台湾の人は「給料上げて下さい」「早く帰りたいので残業はしません」等・・要求をしっかりと提示します。
そんな要求は「会社なんだから、新入社員なんだからそういう事も踏まえてよく考えたら?」と普通は思いますよね?ところが台湾人にとって、不満は会社に言って改善してもらう事が当たり前と思っているので、或る程度は改善してくれて当然という顔をしています。
でも会社側もそうそう社員の要求ばかり受けいれる事は出来ないので、先ず初めにじっくりと話を聞き、或る程度言い分を理解している様な物分りの良い奴を演じてから、ちょっぴり豪華ディナーに誘って、要求という気持ちのクールダウンさせる。要求をしていた社員も或る程度言い分も聞いてもらえ、美味しい物を食べる事が出来て気持ちが穏やかになり、もう少し我慢をしようかと考える事が出来る。えっ、結構単純ではないと思われるでしょうが、案外こんなもんなんですよ台湾社会は。
台湾は9月が入学シーズン、6・7月が卒業シーズンで、卒業後に就職活動をします。なぜ卒業後かと言うと、卒業前に仕事が決定しても必ず卒業出来る保証が無いから、卒業式を終えてからなのです。それだけ卒業が難しいと言う事ですね。
そして、10月の入社シーズンを待たずに採用が決定すれば即日から仕事が始まるという事も有ります。今はインターネット時代で、新聞の求人欄よりもインターネットを使って就職探しをしている卒業生が多く、又、会社訪問のアポイントメントを取る事も無く、所定フォームに履歴を記入して送信ボタンを押すだけで受付けが完了。日本の学生から見ればアッサリしている就職活動の様に思えますが、失業率は過去最高の5.2%、学生も苦難しています。
そして求人雑誌が無い台湾では求人ホームページのアクセス数はうなぎ上りで、台湾滞在外国人専用求人ホームページも出来たほど。
しかし、台湾は歩けば社長にぶつかると言うほど社長が多い都市で、仕事がなければ自分が仕事を始めるしかないぜっ!という台湾人が多く、たとえ小さな屋台でもいいから自分で仕事をし、失業という言葉を感じさせない習慣性の民族なんですよね。
画像上:求人ホームページのトップ画面。女性像の横に「全国第一家人力資源調合網站」の文字が。全国第一家=台湾では初めての/人力資源=人材バンク/調合=(この場合は)希望条件に合う人を紹介できる/網站=WEBページ、という意味で、台湾的に言えば「まったく新しい求職方法!人材バンクWebページ!!」といった感じでしょうか。
画像中:求人ホームページの画面。「免費」は無料という意味。これはADSLのバナー広告で、この場合は「接続料金は無料」という意味。だけれど電話局に払う費用は無料にならないので、結局は月々の使用料金は発生します。「104人力銀行」はサービスの一貫として求職者に限り無料で使えるADSLを提供、申し込みをすれば使えます。でも、台湾ではADSL・ケーブル回線がかなり普及していますので、いまさら〜という感じです。
画像下:さまざまな企業の募集要領が掲載されています。
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