■猫空で中国茶を 2002.10.7 update

「猫空」と書いて「マオコン」と呼ぶこの地域は、台北市から1時間ほど南へ行った所に在る小高い山の上の地域名である。そこは山の斜面に茶畑が連なり、中国茶でも鉄観音と文山包種茶の産地として有名で、この辺りの茶農家は「観光茶園」として、茶摘みの様子を一般の人にも開放しており、又茶農家が直営する茶藝館もそう大きくも無い「猫空」エリアに約50軒も在ると言うから、さすがお中国茶の国・台湾で有る。

「猫空」の茶藝館は台北市内の茶藝館と違い優美さは無いけれども、山の斜面に山小屋風に建てられたり、オープンテラス風に建てられたりと言った感じがなんとも自然体で受け入る事が出来、台北市内からドライブがてらに行ける猫空はちょっとしたリラクゼーションスポットとして台湾人ツボにはまっています。

ツボにはまる理由は、茶畑に囲まれ気持ち良い澄んだ風に吹かれ、のんびりとお茶を飲み大好きなお喋りを延々とする。お腹が空けば茶葉料理をつついてはお茶を飲み、又話し出す。茶葉料理もレストランみたい感じでは無く、茶農家が作る素朴で家庭的な料理で、一口食べる毎に懐かしい気持ちが更に心をほっとさせる。お話好き・お茶好き台湾人のストレス解消にもって来いの「猫空」の茶藝館はなんと24時間営業の店、茶藝館も有るというからびっくり!

夕方に茶畑を散歩しながら茶藝館へ着き、夕暮れを茶料理で楽しみ、夜景と星空を見ながらお茶する事も出来るこの「猫空」は本当に気持ち良い場所。更に通な台湾人は、茶藝館の茶葉の他、自分のお気に入りご自慢の茶葉を持参し茶を入れている。又隠れメニューも有って「冷凍茶」という、摘んだ茶葉を発酵後乾燥させずに冷凍した生茶に近い味のお茶も、お茶を愛してやまない台湾の人のみぞ知るお茶だ。

中国茶は口に含むとほっと幸せな気持ちになりゆったり出来るのを身体で解っている台湾の人の習慣をちょっと見習いたいですね。


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