■運動会(UNDOUKAI) 2007.12.4 update

日本以外の外国で運動会のような行事が行われているのか、どうか知らない。メキシコでは、普通、この運動会の行事を学校や地区で行う事はない。教会のお祭りや、フェリアという産業祭りなどはあるが、村中の人や、地区中の人、学校が生徒の家族を巻き込んでの運動会、つまり、皆が参加して、スポーツを通しての交流行事はない。

学校も、特に公立学校などは、あまり広い敷地を持てず、運動場もない学校も多い。そんな学校は、道をふさいで、つまり交通止めをして道を運動場にしてスポーツをさせたりする学校などあったりする。

私の子供の頃の思い出に、運動会というのはしっかり記憶に残っている。私の場合、我が家としては最大級のご馳走弁当を母が朝早くから作ったそのお弁当が楽しみだった。隣近所の人達も、それぞれ自慢のご馳走を作ってくる、そしてそれを皆で、「これも食べてください!」と回し合い、色んなご馳走にあるつけるのも楽しみだった。スポーツの苦手な者でも、運動会は、色んな競技があって、皆が楽しめる。

メキシコシティーにある、創立30周年という「日本メキシコ学院」という日系の国際校。ここで、毎年、秋 運動会がある。UNDOUKAIと、メキシコ人の親も言う。そのUNDOUKAIを覗いてみた。この学校は日本人学校とメキシコ・コースというメキシコ文部省の管轄の学校が同じ大きな敷地内にあるが、普段の授業では、交流し合う事も少ないのだが、この運動会は、メキシコと日本の交流の場である。

日本語とスペイン語が飛び交い、日本食のお弁当とメキシコ食のランチが広げられ、親も競技に参加し、子供と競技を見ながら、運動会を楽しむ。この運動会は、メキシコ人の親にもすっかり定着して、運動会を楽しんでいる。赤白の鉢巻をした子供達、運動場いっぱいにたなびく旗、競争のスタートの合図のドンというピストルの音。スピーカーでの進行のアナウンス、呼びかけ。それは、まさに日本の運動会である。

それは、メキシコの地に日系の人々が育ててきた国際校、日本メキシコ学院に、根付いたメキシコと日本の交流のUNDOUKAIである。

画像上右:観覧席で、運動会を見る人々
画像上左:保護者も運動会の競技に参加
画像下右:はっぴを着てのダンス。
画像下左:体操競技をする子供たち。

【短信】日本にもニュースが伝わったようですが、メキシコのタバスコ州、チャパス州での集中豪雨やがけ崩れで、100万人以上の人が被災し、家財産のすべてを失ったという。大統領は、地球温暖化の自然災害を強調していますが、実際のところ、予防対策を怠ったのも、大きな災害になってしまったというのが本当のところのようです。メキシコ全国の人々が、そして世界の国々が支援物資を送り、救助作業が続いています。でも、被災した人々にとって、これからが大変だと思います。メキシコも寒くなってきました。タバスコ州は、暖かい地方である事が唯一ちょっと救いかな?って気もします。(11/17)


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