■クルーズ客船 2007.7.3 update

メキシコには、世界のクルーズ客船が多くやってくる。600万人の市場だそうだ。新聞によると、クルーズのお客さんが世界一多いのがメキシコだとか? 日本からのクルーズもメキシコの港に来ます。飛鳥II(2006年3月就航)、にっぽん丸、ぱしふぃっく びいなす等が、メキシコの港のコスメル島(*1)、アカプルコ(*2)、プエルト・バジャルト(*3)、ロス・カボス(*4)に。一昨年は飛鳥(1991年10月就航-2006年2月売船)がプログレソ(*5)にも来ました。

あの大きな船が直接接岸できる港がメキシコには多くあると言う事らしい。アカプルコやコスメル島などには、ひっきりなしに世界のクルーズ客船が停泊している。そして、船を降りて、どっとクルーズのお客様が、一日のメキシコ観光に繰り出す。そこで、我々も一日のツアーに駆りだされる。飛鳥IIなどは大型船だから、そのお客さんの数も多いので、バス10台くらいで総動員となる。

船を間近で見ると、それこそ、大きな、大きなビルディングが横になって、動いてくるようだ。世界一周船など、100日くらいのクルーズだとの事で、その料金もその間ずーと高級ホテルに食事付で泊まっている勘定だから、すごい。そのランクがまたすごいが、300万円台から高いスイートルームだと1,600万円以上もだと。うー、私など夢のまた夢だ。

高級ホテルに泊まったまま、世界一周ができるって事だから、旅行としては、楽チン楽チンってのがあるようで、お客様は、リタイヤーして、お金に余裕のある方が多い。なかには、毎年乗るって言う常連のお客様もいるとか!? 驚き! 1年の四分の一を船で過ごすって事ですよね。船乗り並みじゃあありませんか? 凄いなあ! でも、自分が動かずにして、世界一周ができちゃうって凄すぎですよ。なかには、足の悪いって方もいるから、そんな方も楽々、自宅にいるような気分で、世界一周できるそんなところなんですよね。

先日は、飛鳥IIがコスメル島に停泊し、我々も、お客様を世界遺産のマヤ遺跡チチェン・イツァーにご案内しました。皆さん、暑い中、しっかり歩かれて見て回られ、「世界遺産はやっぱり、凄いですね」って満足していらっしゃったようで、ほっとしました。

今は安心して、船の旅ができる時代だけれど、昔メキシコがスペイン植民地時代(16〜18世紀)、フィリピンのマニラとメキシコのアカプルコの間をガレオン船が貿易船として通っていた。その頃は、命がけの船旅だったでしょうに。そして、その頃に最初のメキシコと日本の縁があったのだ。

私もクルーズ客船にちょっとだけ乗ってみたい気がする。お金がないから夢だけど、でもせいぜい5日くらいでいいかな?


註(*1)コスメル島:ユカタン半島の東海岸沿いに位置するメキシコ最大の島。世界屈指のダイビング環境を持つ。
註(*2) アカプルコ:古くから世界的に知名度が高いリゾート都市。太平洋岸に位置する。
註(*3) プエルト・バジャルト:リゾート地
註(*4) ロス・カボス:カンクンと並ぶ代表的なリゾート地。バハ・カリフォルニアの最南端に位置する。
註(*5) プログレソ:ユカタン半島北部の港町。マヤ遺跡チチェン・イツァーを見物するツアーがある。


画像上右:カリブ海に浮かぶ飛鳥II
画像上左:2006年、アカプルコの港から出てゆく飛鳥II
画像下右:お客様は、飛鳥IIからフェリー船に乗り換えてメキシコ大陸に上陸、観光に向かいます。飛鳥IIに比べてフェリー船の小さいこと、小さいこと。
画像下左:ユカタン半島北部の港プログレソは、長い桟橋の先にクルーズ客船が着きます。大きな船は喫水が深くなることで浅い海では岸壁に接岸できないからで、海のど真ん中まで延びた桟橋に接岸します。

【短信】年金法改正がメキシコの国会を通過したのですが、(労働者にいわせると)労働者に大変不利な法改正が行われたというので、反対運動が起こっているという訳です。年金は、メキシコも破綻状態で、年金支給の年齢が繰り上げされるという問題、そのほか多くの問題を抱えているようです(6/20)


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