■洗礼 2007.4.3 update

メキシコは、90%の人はカトリックという国である。そのカトリックの国での生活の中での、カトリックの儀式というのは、人々の生活の中で、生まれて死ぬまで、欠かせない儀式であるのかもしれない。

もちろん、クリスマス、三賢者の日、カンデラリアの日、聖人の日、カーニバル、イスター と、カトリックの行事は、一年中、何かと祭りとしてあるが、その他に個人の生活の中で、カトリックの宗教は、人が生まれ、死ぬまで、仏教、神道が、日本の生活の中で、信仰しいるかという事より、生活で、切り離せない儀式としてあるように、メキシコの人々も、信仰の深い、浅いはともかくとして、生活の中に常にあるであろう。

まず、今回は、洗礼式に出席する事があったので、そんな様子を伝えたい。子供が生まれると、メキシコでは、ほとんどの両親が、赤ちゃんが、半年〜1年くらいのうちに教会で、洗礼式をする。洗礼とは、キリスト教の信者になるという儀式である。もちろん、1歳の赤ちゃんにその意思がある訳ではないから、これは、両親の意思である。

両親とともに、もっとも、重要な役割を担うのは、パドリーノスという代父母である。パドリーノスは、そのセレモニーのための費用も負担したりして、また、特に昔は、その子の将来においても、両親が面倒見られない場合でも、代わって、育てる義務もあったというほど、子供にとって重要な役割を担うという人である。まあ、今は、両親の代わりに子供の面倒をみるという事もないだろうが。

だが、この両親とパドリーノスの関係をコンパドレスといい、もっとも、深い関係という事で、メキシコ社会では、コンパドレス関係を重要視する。洗礼式は、教会で、親戚、友人などを招待して、コンパドレスと両親の立会いの元、神父の説教とともに、儀式が行われる。洗礼台で、赤ちゃんの頭に聖水がかけられる。教会から、赤ちゃんがキリスト教の信者となったという証明書が渡される。その後、人々は、食事会のパーティーに招待される。

子供の成長とともに、この後、大概、子供が、6歳〜10歳頃のうちに、プリメラ・コムニオーンという儀式がある。これは、キリスト教のドグマを教会のクラスで学び、敬虔な信者としての資格が与えられうというものである。

そして、その後も、女の子の15歳の誕生日(「各国いまど き報告」2004年11月の記事を参照)、学校の卒業、結婚式、結婚何周年記念日、お年寄りのウン十歳の誕生日などなどと、お祝いの度に教会でミサをしてもらって、その後、パーティーとなる、そして、人生の最後は、葬式と、常に、教会での儀式は、生活の中のセレモニーとして欠かせないわけである。

ところで、私は、メキシコで生活しながら、子供も洗礼せず、自分も、教会には、縁がない生活をしているが、まあいいかぁ? 私の葬式は私の知ったことじゃあないし。。。。

-文中の画像-
画像左:赤ちゃんの頭に聖水がかけられ洗礼
画像中:教会のミサの様子
画像右:ミサの後の食事会
画像左下:記念に小さなロウソクをもらいました。

【短信】みんなが言います。今年のハカランダの開花は早いなあ!と。なんか近年は、毎年そんな事を言っている気がします。今、満開です、木によっては、もう、ちらちら紫の花を地面に広げています。(3/21)


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