■メキシコの屋外広告 2006.2.6 update

日本へ里帰りした時、日本の街がきれいと、前の記事で書いたが、そのきれいさの中に街に、ごたごたの広告の看板や、大きな立て札や、めったやたらと、電柱などに広告がべたべたと貼りつけられていないという事も含まれていたのだ。確かに、電車の中は、広告が結構多かったが。

さて、メキシコの広告看板、これは、やはり、ちょっとうんざりさせられる。今回、日本へ行った時、高速を走ったが、高速の回り、広告がほとんどないのに、感心した。昔は道路の回りに結構あった気がしたのだが。結構規制が日本は厳しくなったのだろうか?

メキシコの場合その点は、まったく規制ってものがあるのか、はなはだ疑問だ。去年だったか一昨年だったか、メキシコシティー政府が、一度広告規制で強制撤去をした事があったが、そのあと、また、元の木阿弥状態ではないだろうか?

メキシコシティーの幹線主要道路のまわりは、大きな広告貼り用台が軒並み、屋根の上などに乗っていて、なかには、広告主がまだ、見つからないらしく、電話番号が書かれていて、ここに広告をどうぞ!なんて書いてあったりする。その大きな広告は、ほとんどが、広告台の壁板にペンキで書くのではなく、大きなビニールの垂幕風を貼り付ける訳である。それが、皺になっていたりなんって事もあったりするが。また、高いビルディングの窓のない壁一面、この垂幕の広告が貼り付けられていたり、である。

市内を走る私バスも、バス一面にこれも、ペンキではなく、広告をべったり貼り付けた広告バスもいっぱい走っている。もちろん、みんな、広告代がもらえるから、べったり広告をやるのであるが。

メキシコシティー空港へ走ってゆく幹線道路の両側は、普通の家が、アイスクリームの2大メーカー、「オランダ」と「ネストゥレ」の家になちゃっている。この家が別にアイスクリームを売っている訳ではないのだ、家の全ての壁を広告として提供して、しかも、家をペンキで奇麗にただで塗ってもらうというものなのだが、これが、オランダ、ネストゥレ、オランダ、ネストゥレと交互というか、大体、5軒に1軒の割りくらいで、塗られていると、呆れてしまう。

今年は7月に大統領選挙及び、国会議員その他、6年にいっぺんの総選挙になるから、これからひどくなる。街中、国中いたるところに、べたべたのビラが貼られ、みっともない、どうしょうもない。何枚も同じ場所に貼ってもしょうがないだろうにと思うのは、私だけだろうか。

広告の代金というのは、商品の売価にもちろん上乗せさせられるのだし、このべたべたの選挙の費用も、皆どこかから出てているわけだ。メキシコの選挙にかける費用というのは、莫大なお金らしい。食えない貧しい国民がわんさかいる国で、もっと安い選挙をして欲しいものだ。

-文中の画像-
画像上:幹線道路の両側の建物、家の屋根に沢山の広告。
画像中:高いビルの壁全体に広告。
画像下:塀に貼られた広告。

画像左:普通の家の屋根にも広告板が作られている。
画像中:アイスクリームの2大メーカーのひとつ、オランダ・アイスクリームの家。
画像右:高い青い家が、ネストゥル・アイスクリームの家。

画像左:バスにもべったり広告が貼られている。
画像中:選挙のビラが、全ての壁、電柱にべたべた貼られている。
画像右:電話ボックスと電柱。

【短信】日本の冬、雪と寒さでたいへんのようでしたね。メキシコも今年、結構な寒さでした。でも、この頃、少し暖かくなってきたと思ったら、1月だというのに、今日、一本の木にハカランダの花が咲きはじめているのを見つけました。ちょっと、早過ぎ!っと思うのですが。気候が変わっているのでしょうか、ハカランダの花が咲くと春と思うのですが、昔に比べて、どんどん咲くのが早くなってきている気がします。(1/24)


<<もどる