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メキシコというと太陽の国、キラキラ輝く明るい色の南国のイメージである。まさに、メキシコのあちこちは明るい色で彩られている。原色が、どこにも溢れる。しかし、それが、あまり、変に感じない、違和感がないのもメキシコならではか?
日本で真っ赤な車をみる事は少ない、消防自動車くらいか? 真っ黄色の車が走っているのは、見かけない。だが、メキシコの人は真っ赤な車を好むようで、真っ赤な車は5〜7台に1台くらいの割で走っているのかもしれない。その他、青、緑、黄色。日本へ帰ったら、車は白か黒が圧倒的に多いように思った。
車だけでなく、家の壁も色彩豊か。青い家、ピンクは普通、オレンジ、黄色、緑、時には赤い家。まさに原色の色を当たり前に使っている。街を上からみたら、絵の具の色を勝手気ままに塗りたくったようなのかもしれない。
メキシコの世界的に有名な建築家ルイス・バラガンは、光の取り入れ方にものすごいこだわりをもって建築したといわれているが、彼の造った建築物も原色で塗られたものも多い。まさにメキシカンピンク、青、黄色である。
本当に派手な家!という事になるか? 派手地味という感覚は、メキシコ人にはないのかもしれない。まさに、日本人の感覚なのかもしれない。日本でも、今はけっこう年配の人でも明るい色の洋服も着る人も多くなったけれど、一般に、「この歳には、派手だ。これは私の年齢では地味だ」という判断が当たり前にされる。
我が姑は80才を超えた歳だが、彼女のお気に入りのセーターは真っ赤である。メキシコに長い私、50ウン歳であるが、ちょっと真っ赤は抵抗がある、でも、私のお気に入りのカーデガンはエンジ色。もっとも、十年も着ているのであるが。
昔、私の息子が、3歳の頃、幼稚園に入るので、日本へ里帰りした時、水筒を買ってあげるのに、お店で、好きなのを選んでいいよと言ったところ、彼は赤い水筒を選んだ。「それは女の子の色だから、青いのにしなさい」と言ったけれど、彼は赤いのがいいと主張し、結局それを買った。赤やピンクが女の子の色で、青が男の子の色というのは、大人の作った常識というもので、3歳の子供にはそれがなかったのだ。日本人学校にすすんだ息子は、そのうちに緑の水筒に代えた。
南国のメキシコの花は、赤、ピンク、紫、黄色などの明るい濃い原色の花が多い。それは、まさにメキシコを彩っている色だ。そして、そこに住むメキシコ人は、明るく陽気な人々が多い。
-文中の画像-
画像上:メキシコの有名な女流画家フリーダの家。青い家と言われている。
画像中:教会のお祭りの時、通り中に昔は紙、今はビニールの切り絵の色紙を貼る、それが、びらびら、お祭りが終った後もビニールが破けるまで、つるされている。
画像下:派手な建物、神経科の病院らしいのだが。日本人の感覚からすると、もっと病気悪くなちゃう!って気分にさせられるかも?
  
画像左:ポーンセチアの花は今頃から、街のあちこちで赤い色をつけ始めるのが見られる。ポーンセチアの花は、メキシコ原産。
画像中:建築家ルイス・バラガンの造ったサテリテタワー。衛星都市サテリテへの入り口の幹線道路に造られた。
画像右:山際に貼りついた、メキシコシティーの家々。
【短信】メキシコシティーも、日本ほどではないのでしょうけれど、ここしばらく、結構朝冷えこみます。こんな季節の変わり目は、風邪をひく人も多く、まわりでも風邪をひいてる人がちらちら、私も、ついついひいてしまいました。(11/23)
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