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今、メキシコは、雨季という季節で、ほとんど毎日雨が降り、草木も生き生きと緑で、色んな生命が、息づいているという感じである。ところが、乾季になると、大地から、緑が消え、ほこりっぽい灰色と褐色のメキシコのイメージ砂漠のメキシコの大地となる。その乾季のメキシコを見ると、日本が、いかに、水の豊かなところかと、改めて思う。全ての命あるものにとって、水が何より、必要とされ、渇望されているか。
大都市メキシコシティーのあるメキシコ盆地(アナワック盆地)は、昔は、この盆地のほとんどをおおう大きな湖であった。その盆地は、今、世界一といわれる人口を抱える大都会と変身し、都市問題の大きな難問を抱える。水不足である。
大都会メキシコシティーの水を供給しているのは、井戸と他の場所から、水を引いてくる事によって補っているが、井戸はもう、完全に汲みすぎで、地盤沈下が、起こっている。メキシコシティーに水を引っ張ってこられたメキシコシティーの近郊のマサワック先住民の地方の人々は、自分達の水なのに、自分達が充分水を使えていないのにと、メキシコシティーまで、何度も、抗議デモにやってきた。レルマ川の下流にあった湖は、干上がり消えていきつつある。
メキシコシティーでも、コロニアル ポプラールといわれる、つまり、あまり、金持ちでない人々が住む地区では、しばしば、水道の水がない、来ないと、住民はバケツを並べ競争で、給水車の水を待つ。
メキシコを旅すると、気づく人もいるかもだが、何処の家の屋根の上にも、何処のアパートの建物の屋根の上にも、用水タンクが沢山並んでのっている。メキシコの水道は、まったく、いつ断水するかわからないし、水道の水が、活きよい良く出るなんって事はあり得ないのです。水はいつも、ちょろちょろ水ですから、水は用水タンクに貯めておかなければ、ダメなのです。
屋根の上の用水タンクだけでは、心配な家では、庭の地下にも、水貯めタンクを作って、水を貯めておく、それを、必要によって、モータを使って、また、屋根の上のタンクに移して使うという。用水タンクを作って、水を貯め、断水にも備えるわけだが、絶対量が足りない水であるからこれから数年後には、メキシコシティーなど、水は、死活問題になってくるだろう。
水を大切に使おうという政府の宣伝も、よく、見かけるこの頃であるが、水が今、ここに、ある時は、人々は、平気で、水を無駄使いする。心して、水を大切にしたい!命の水である事に気づかされる前から。
画像上:「水は高いもの、大切に」と訴える地下鉄の額面広告。最近、政府は、水を大切に使うようにと懸命にPRをしているのですが。
画像中:何処の家の屋根の上にも、水貯めタンクがあります。
画像下:水貯めタンク。
【短信】今週の月曜日8月22日から、一斉に新学期が始まりました。バケーションが終り、メキシコの毎日のラッシュもまた、始まりました。メキシコシティーは、雨が降った後は、寒くっての気候です。雨は必要なのですが、また、豪雨になって、地方で、死者を出したりしております。
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