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日本は稲作農業が始まり、農耕文明がおこり、それ以来、米が主食であるが、メキシコは、トウモロコシである。メキシコの古代文明は、偏に、トウモロコシの豊作を願う文化、宗教、政治であったともいえるかも知れない。
メキシコは、紀元前5000年の昔から、トウモロコシを主食としてきた人々が住む地である。そのトウモロコシから作る丸い平べったい柔らかいお煎餅が、メキシコの主食のトルティージャである。スペインの征服により、小麦が持ちこまれ、パンも多く食べられるようになったが、メキシコ人は、トルティージャなしでは、一日も過ごせないだろう。
豊かな人は、いろんな豊かな食材の豊かな食事をする事ができる訳だが、貧しい人々は、もっぱら、トルティージャばかり食べてお腹を膨らます。田舎の小さな農家では、自作自活農業で、自分の畑で収穫したトウモロコシから、毎日毎日、自家製のトルティージャを、主婦が、一枚一枚手で延ばし、焼いて作る。
でも、田舎の農家でもない限り一般的には、町のどこにでもあるトルティージャ屋から、出来立ての温かいトルティージャを買ってくる。メキシコ市では、1キロ6ペソ(60円)である。メキシコは昼食が、メインであるが、その昼ご飯頃になると、トルティージャ屋の前は、昼ご飯用のトルティージャを買いに来る人が列をなす。
家族によって、1キロ、2キロ〜5キロと、沢山のトルティージャを買っていく。そして、温かいトルティージャが冷めないようにと、トルティージャ用の布に包んだり、トルティージャ入れにいれて、テーブルのど真ん中に、ドンと置く。それを、家族みんなが、好きに手で取って、それと、お料理をいっしょに食べる。トルティージャにお肉やいろんな料理を乗せて丸めて食べるこれがタコス。お豆のペーストをつけたり、スープを飲むのにも、トルティージャを丸めてかじりながら。
主食としてのトルティージャだけでなく、このトルティージャを使って作ったメキシコ料理、また、トウモロコシの粉を使って作ったメキシコ料理などは、もう数限りない。メキシコ料理というと、すぐ、頭に浮かぶのが、タコス。トルティージャをトーストしたのが、トスターダ。トルティージャでチーズや野菜や肉やetcを挟んで、揚げたり焼いたりして、ケサディージャ。トルティージャを油で揚げて、トマトや唐辛子で作ったソースに入れて作ったのが、チラキーレス。トルティージャに鶏肉など挟んで、それにやはり、ソースをかけて作ったものが、エンチラーダ。
トルティージャの前の状態、つまりトウモロコシ粉で作った料理も、いろいろ、タマレス、飲み物のアトレ。メキシコ料理は、トウモロコシのトルティージャやトウモロコシなしでは、考えられない。
画像右上:トルティージャ屋 機械でトルティージャを作っている。ラ
画像左上:トルティージャ
画像右下:アトレというトウモロコシの飲み物を作るためのトウモロコシ粉の玉を売っている。(メリダの市場にて)
画像左下:トルティージャに肉などをのせて巻いて食べる。
【短信】こちら、もう、雨季の季節なのに、今年は、雨がなく、とっても、心配です。5,6月、種まきの季節なのに、全然、降りません。雨が降らないぶん、気温が、どんどん上昇しているって感じです。本当に雨が欲しいです。(6/23)
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