■自転車 2004.10.4 update

自転車は、日本では、子供の、主婦の、学生さんの、会社員も駅までの交通手段として、大活躍ですよね。チャリンコなんって呼ばれて。日本の駅前に並ぶ沢山の自転車、その自転車放置なんてのもあるって、聞きましたが。自転車は車と並ぶ、いやいや日本では、車以上に皆の足かも!?ですよね。

メキシコシティーのように、公害、公害と騒がれ、車公害に悩まされる所では、公害にならない自転車が、市民の足として使えるといいのですが、メキシコでは、田舎は兎も角、メキシコシティーのような都会では、車が一番の優先権を得ていて、歩行者さえ無視されるところ。自転車も、とても危なくって危なくって、町の交通機関として、使用不可能。メキシコシティーの街で自転車に乗っている人を見かけることは、ほとんどないでしょう。

じゃあ、メキシコには、自転車ないのか?って。自転車というのは、公園で乗るのです。メキシコの子供も自転車が大好きです。クリスマスや、サント・レイエスの日(1月6日、三賢者の日)には、自転車を貰って大喜びの子供達がいっぱいです。道路は危険ですから、親が車の屋根などに自転車を乗せて、公園に出かけ、公園で、自転車遊びをするのです。

メキシコシティーの市長さんは、工事が大好きで、あちっこち工事中ですが、その一つ今年完成したのが、自転車道。これは、昔、ポーポー汽車が走っていた線路がだいぶ前に廃線になっていて(この線路は、メキシコシティーを北から南に抜け、その先はクエルナバカの街まで走っていた)、それを自転車道路にしたものです。メキシコシティーのチャプルテペック公園あたりからずーと、市の西を走る幹線道路沿いに延々と市の南まで、約90キロだそうです。

この道を通って、自転車で学校や職場に通えば、公害対策にもなるってんです。でも、実際、自転車でどこかへ用事で出かけるという人は、いないようで、この道まで、車に自転車を乗せてでかけ、そこから、サイクリングを楽しむというところでしょう。

わざわざ車に自転車を積んでいかなくっても、地下鉄で行ってもいいよと、メキシコシティーは寛容に、自転車を持って地下鉄に乗ってもいいという事になりました。私は、地下鉄に乗って何処へでも出かけるのですが、今のところ、自転車を持って地下鉄に乗た人を見かけてはいませんが。

自転車道と幹線道路が交差しているところに、自転車道路橋を作ってあるのですが、はじめこれ、もの凄い角度の傾斜道で、誰がこの坂を自転車で登れるの?ってものでした、皆の批判があり、直して、だいぶ傾斜がなだらかになりました。それでも、坂は自転車には辛いねえ、押して登る人もだいぶいます。

画像右上:自転車道路橋を一気に登りました。
画像左上:自転車道まで、車の屋根に自転車を乗せてサイクリングを楽しみにやってきます。
画像右中:昔の汽車の線路が残っている所もあります。
画像左下:自動車幹線道路を横切る自転車道橋
画像右下:地下鉄の自転車持ちこみ許可車両の表示

【短信】メキシコも、9月は台風の季節で、今年は、特に台風が多いようです。先週もカリベ側と太平洋側、両側にやってきました。幸い、メキシコでは、大きな被害はなくって、ほっとしましたが、自然災害って、本当にたいへんですね。そして、昨日今日の新聞一面記事は、日本の総理大臣のメキシコ訪問で、日墨経済連携協定(自由貿易)が正式に結ばれたというニュースでした。(9/20)


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