■皆、サッカー大好き、そして、サッカーフリーク 2004.7.5 update

日本で、ワールドサッカーが開催されて、日本でもサッカーファンが増えたようですね。でも、まだ、全体からすると、野球には、及ばないのでしょうか? メキシコでは、スポーツといえば、一にサッカー、二にサッカーでしょう。そして、三もサッカーでしょうか。サッカー熱は、それはそれは、ラテン気質の熱い情熱とマッチして、ボルテージアップするのです。

6月13日の日曜日に、メキシコの優勝戦が、メキシコ大学球場、オリンピックスタジアム(1968年のメキシコオリンピックのメインスタジアム)で開かれた。国際試合はもちろん、国内試合も、自分の贔屓のチームとなると、また、優勝戦などとなると、そりゃあ、皆、フィーバーするのです。優勝戦は、グアダラハラのチーバスと、メキシコ市のメキシコ大学のプーマ。このチームファンは、特に多いのだ。最終戦が決まったその日に、特に熱心なファンは、切符販売日まで、まだ3日あるというのに、切符売場に列を作て並んだ(3日の野宿である)。そして、販売日は、ポリスの厳重な警備があったが、騒ぎは起こった。入場券が欲しくって狂暴になるという。

1ヶ月ほど前に、国際試合・トヨタレベルタドース杯のメキシコのアメリカチームとブラジルのサエカエタノチームの試合が、メキシコ市のアステカ球場であったが、その時、アメリカの有名選手、クアテモック・ブランコ選手の一つの行動をきっかけに、多くの見物客が、球技場になだれ込み、暴動化し、ポリスもまったくコントロールできなくなってしまったという事件があった。その罰則として、ブランコ選手は、一年間、ラテンアメリカ試合に参加できなくなり、また、アメリカチームへの罰則として、その後のアメリカチームの試合は、観客なしの試合となった。

今回の試合では、再度の暴動をおそれて、ポリスが5000人くらい動員され、入場にも、荷物、ボティーチェックで、身分証明提示という事であった。試合中は、皆がテレビに釘付けになり、町の道は人通りがなくなる。そして、時々、歓声、奇声があっちこっちから響いてくる。

今回はプーマが優勝した。だが、試合が終わったあとが大変。旗を付けたりした車が、プーパカプーパカ、クラクションをならして、走りまわる。試合が終わった頃は、試合会場近辺は、近づかない方が無難。交通ラッシュになるし、暴走した人に出っくわしたら大変。また、特に独立記念塔の周りがすごい。警察はバリケードを組み、独立記念塔の天使を守らなければならない。1986年のメキシコワールドサッカーの時、暴徒と化した人々が、高さ36メートルの独立記念塔によじ登り、天使を傷つけ、何人も落下したのだ。それに懲りて、サッカーの試合があると終わったと同時にポリスが天使の塔を守るのだ。

今回は、ポリスの警備のお蔭か、怪我人も出さずに、それなりに、凶暴化した人は出なかったようだが、メキシコ市のプーマファンは、13年ぶりという優勝に歓喜した。



画像右上:試合中の大学オリンピックスタジアム
画像左上:独立記念塔の前のテレビの前で観戦する人々
画像右中:スタジアムの前でTシャツや盾などを売る少年
画像左下:スタジアムの周りは、Tシャツ、旗etcのサッカーグッズを売る露店がいっぱい
画像右下:試合中、スタジアムの周りを警備する騎馬隊ポリス

【短信】日本は梅雨ですね。メキシコも雨季ですが、あっちこっちで、雨被害もでています。適度な雨はいいのですが、集中豪雨が昔に比べて多いようです。最近、なんか天候による天災が増えているのではないかと感じます。梅雨というと、この時期は、日本の家庭では梅を漬ける頃ですよね。私も今年は、幸いに、あまり、黄色くない梅が手にはいり、明日は梅をつけようと張り切っています。(6/18)


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