■交通事情 2003.6.2 update

大都会メキシコシティーの毎日の人の移動は大変なものがある。前にも書いたが、車のラッシュは、毎日、いつでも、何処でも、あり得るから、約束の時間をきちんと、守りたいと思っている人は、時間に余裕を持って出かけることをお勧めする。しかし、まあ、約束の相手がメキシコ人だったら、あまり、カリカリしない方がよいかもしれない。相手に腹を立て、自分にも腹を立てることになるかもしれないから。

さて、やはり、庶民の足はなんといっても、地下鉄が一番である。メキシコシティーには、1969年から、メキシコが誇るオレンジ色の地下鉄がメキシコシティーを縦横に走っている。地下鉄は道路ラッシュにもひっかからないし、実に便利である。しかも、何処まで行っても、料金は2ペソ=0.2ドルである。スペイン語が読めなくっても、困らない。駅名は全て、字と共に絵文字で表されている。全ての線が違った色で表され、乗り換え駅は二色の色で表され、一目瞭然。混む時間帯は、女性専用車両もある。

自家用車で通勤、通学しない人は、地下鉄とペセロをうまく乗り継いで、利用する。ペセロというのは、乗合私ミニバス。私といっても、バス会社の私ではなく、個人の私である。これが、メキシコシティーのいたる所を次から次と実にひっきりなしに走ってくる。料金は距離によって2ペソ、2.5ペソ、3.5ペソとエコノミー。しかも、停留所なし、乗りたいところで乗って、降りたいところで降りられる。

メキシコ市バスもあり、地下鉄と同料金であるが、これは、数が少ないので、代わりに、ペセロのミニバスが交通機関として、庶民の足として、大活躍なのである。ただし、運転が乱暴なのもあるから、気をつけて!

そして、タクシー。タクシーも○○タクシー会社ではなく、個人タクシーである。メキシコシティーの街には、実に、流しのタクシーが多い。ここ数年、ドンドン増加しているようである。満員の地下鉄、バス、ペセロで、立って、ゴトゴト、人の汗にまみれて行くより、座って、自分の目的地にまっすぐ直行というのには、やはり、タクシーが便利。タクシーは兎に角、数が多いから、いくらでも、簡単に捉まえることができる。ただし、流しのタクシーは、最近、ちょっと、評判が悪くなっているのも事実。

日本から観光に来た人は、やはり、この流しのタクシーに乗る事は要注意かも!悪い流しのタクシーと、善良な流しのタクシーを見分けるのは、きわめて困難であるから。

画像右上:メキシコが誇るオレンジ色の地下鉄車両
画像左上:地下鉄の駅名の表示。すべて字と共に絵文字で表されている
画像右下:乗合私ミニバス(pesero:ペセロ)
画像左下:流しのタクシー、VWの車がほとんど。

【短信】メキシコはもう、雨季にならなければならない時期なのに、まだ雨が降りません。前はメキシコシティーで、夜寝苦しいなんて事はなかったのに、ここ数年、この、雨季が始まる前の季節、本当、暑いです。冷房なんて必要のなかったメキシコシティーだったのに、やはり地球温暖化の影響でしょうか?(5/20)


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