| ■恐るべしメキシコ料理! |
2002.5.6 update |
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日本人であれば唐辛子と聞くと、タカのツメか、しし唐辛子ぐらいしか想像できないが、メキシコには非常に多くの種類のチレがある。そしてメキシコ料理のほとんどは赤か緑の、一見辛そうな色がついているが、実はほとんどの料理が辛くない。何を隠そう、辛いものが一切ダメだというメキシコ人も数多く存在するのだ。もちろん、辛いものが大好きなのに、食べ過ぎて胃を壊してしまったため、少し食べただけでも胃が痛くなる、というタイプの人も非常に多いのだが。
韓国に負けずとばかりチレを使う民族ではあるが、太った人が多いのは、油の使う量が異常だからであろう。メキシコにおいて、油は調味料のように使われる。イタリア人はご存知の通り、オリーブ油を飲むように使うが、それは体にいいので何の問題もない。しかしメキシコ人は体によくない動物性の油を大量に使うので、問題はきっとそこにあるのであろう。植物性の油を使う時でさえ、(日本人であれば間違いなく捨てるような何度も使い古した)古い油を使うことで料理に複雑な味を与え、おいしく仕上がると言って好んで使う。そんな油に対する思い入れは離乳食にまで至る。離乳食でさえ、トマトや、ミックスベジタブル、それに油をゴボゴボ、と入れて加熱したものを一気にミキサーでウイーンと回して仕上げてしまう。恐るべしメキシコ!恐るべし油!と思うのだが、メキシコ料理に慣れてしまうと、この油がなんともウマイ!
また、一つの皿に色んな料理をのせるのもメキシコならではかも知れない。しかも、それが汁たっぷり料理であってもそうするのだ。きっと日本食ではご法度であろう。煮物は煮物、酢物は酢者、焼き物は焼き物、サラダはサラダ…と分けて皿に盛るのが常識で、もしそれらが一緒にのって出て来たなら、当然箸を持ち上げる気にもならないであろう。しかしメキシコ料理は違う!混ざれば混ざるほど美味しさが増すのだ!イカン、これではまるで油ではないか。メキシコで、もし写真の様な一見ごちゃ混ぜの料理に出くわしたなら、是非とも恐れずに挑戦して、この絶妙なハーモニーを味わっていただきたい。メキシコ料理の奥深さを知るには、舌で実際に味わってみるのが一番であろう。しかし油断すると体重がすぐに増えるので要注意!!
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