■メキシコ人は“バッチリメイク” 2002.4.1 update

今まで日本の“ナチュラルメイク”を見慣れていたので、メキシコ人のメイクに強い衝撃を受けた。そう、メキシコ人は“バッチリメイク”をするのである。日本人に比べ目も大きく顔立ちがはっきりしているため、そんなに濃い化粧をしなくても…と個人的に思うのだが、彼らは大きい目をさらに強調するためにとてつもなく濃くアイシャドウを、そして眉も“シュピピンッ!”と音が聞こえてきそうなほどに塗るのだ。

アイラインもバッチリ濃く、少し年配になると、目の周りを囲むような仕方で目の上と下に引く人が多い。さらに驚くことにほとんどの人はアイビューラーを使わずにスプーンを使うのだ。日本でもビューラー変わりにスプーンが紹介されたことがあるかも知れないが、メキシコではスプーンは非常に一般的に使われている。スプーンの方がまつげが抜けずに、しかも自然にカールできるのだ。小ぶりのスプーンならどんなものでも使えるため、そのための特別なスプーンは売っていない。

また、ラテンの国では時間の流れが日本とは違う、ということを感じることも多い。そのせいか、人々はゆったりとしていて、こちらが急いでいてもそれを気にも留めない。例えば話好きの店員は、客が来ても話を止めず、いやそうにレジを打ちながらまだしゃべり続けている。お客としては、打ち間違えないか気が気ではない。こうした光景は小店に限らずスーパーマーケット、またデパートなどでも見受けられる。これはメキシコ人の気質ゆえなのか、それとも単に社員教育が出来ていないせいなのだろうか。“お客様が神様”の日本では、即刻クビになるであろう。

メキシコではほとんどの家がセメントで出来ているため、火事が非常に少ない。 しかもメキシコ料理は長時間かけて作るものが多いので、火にかけたまま出掛けたり、夜料理を火にかけ、朝までそのままにしておくことも平気である。日本人としては、やはり抵抗があってどんなに時間がなくてもそれはしない。

簡単で気軽においしく食べれるカップラーメンは日本では、数十年の歴史を持っているが、ここメキシコでも数年前に発売され、知名度も増してきた。日本と同じメーカーの商品でも味は全く違っていて、普通に食べてもおいしくない。何にでもサルサとレモンをかけて食べるメキシコ人の口にうけるように、サルサとレモンをかけて、初めておいしくなるよう工夫されているのだ。それでも、猫舌のメキシコ人はラーメンが冷めるまで食べ始めないので、食べる頃には麺が脹れあがり、汁はどこにも見当たらない。約10年前に日本で流行った日清の“Hungry?”という恐竜の宣伝が盛んに流されているが、どちらかというとここではマルチャンの方が良く知られている。

風邪を引いた時、日本人はゆっくりお風呂につかって汗を出して…と考えるところだが、メキシコ人は風邪を引いたら、水風呂もしくは水シャワーを浴びるらしい。また、熱がある時はアイスなどを食べたくなるものだが、ここでは冷たい食べ物などはご法度、ヨーグルトやコーラまでも暖めてからでなければ口の中に入れてはいけないらしい。

所変われば考え方や習慣などもかなり違うものだ。


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