■ガソリン高騰対策! 2007.6.5 update

原油価格高騰によるガソリン価格の異常な上昇は、ここオーストラリアでも例外ではありません。初めてシドニーを訪れた10数年前は、1リットル$0.60ぐらいだったと記憶しています。それが今では$1.40近くまで上昇しています。基本的に車社会であり、公共交通機関が必ずしも充実しているとは言えず頼りにならないシドニーでは、車は通勤、通学などの「足」として生活に必需品なのです。

以前レポート(07年4月)致しましたハーバーブリッジ開通75周年記念イベントのほんの数日前、ピークアワー最中にシティレールの電車がハーバーブリッジ上で突然立ち往生。乗客が3時間近く缶詰になり、3万5千人の利用客に影響が出た事故がありました。

翌日の新聞紙上では、シティレールの事故への対応の悪さから、「先進国では最低の鉄道システム」と酷評されることもあり、州政府が全力を挙げて電車ネットワークの再構築に努めているとはいうものの、まだまだ信頼性に乏しいのが現実です。そういった意味でも、マイカーに頼らざるを得ない人たちも多いのが現状です。

さて、毎日の通勤や通学にマイカーを利用していると、僅かなガソリンの値上げが家計を圧迫することになります。ここまでガソリンの価格が高くなれば、出来る限り安く買えないかと思うのが世の常。そこで、今ガソリンを安く購入できるあの手この手をご紹介します。私たちはたま〜にしかガソリンスタンドを利用しないので、あまり利益を享受していませんが、毎日の通勤・通学や旅行など遠出する際の節約になるので上手に利用してみてはと思います。

その(1):ラジオでその日の最安値のガソリンスタンドを紹介していますので、注意深くチェック! 以前はテレビでも紹介していましたが、最近見なくなりました。

その(2):シェルでは、スーパーマーケットの「Coles(コールズ)」と提携し、割引サービスを開始しました。コールズで30ドル以上購入すると、レシートに「1リットルに付き4セント割引」の割引券が付いてきます。同様のサービスをコールズのライバル会社である、「Woolworths(ウールワース)」も導入し、こちらではBPと提携しています。

その(3):ガソリン価格は日々動きがあります。シドニーでは毎週火曜日がガソリンの価格が週の中で最安値になる日。それも午前よりも午後の方がより安くなります。ただし、夕方になると、ガソリンを入れる車の列が車道まで溢れることもありますので、お早めに。何故か、週半ばの水、木曜日が一番価格が高く、その後徐々に下がりながら、火曜日に最安値になります。

その(4):シェルでは、「Coles(コールズ)」でも使用できるポイントカードシステムの「FlyBuy(フライバイ)」が利用できるので、直接割引できなくてもポイントを貯めるという方法もあり。

火曜日にラジオで最安値のガソリンスタンドを探し、スーパーマーケットの割引券とFlyBuyカードを使うのが、究極の技!?

最後に、こちらのガソリンスタンドの良い点と、“?”な点を。日本だったらつい係員に“満タンで!”と言ってしまいますが、こちらではセルフサービススタイルです。誰に気兼ねする事無く、10リットルだけとか20ドル分だけとか(笑)、ちびちびと給油できるのが嬉しい。また、コンビニのミニ版(スナックやドリンクが中心ですが…)が併設されているのがほとんどですので、給油のついでにちょっとした買物もでき、便利です。ただし、値段はスーパーに比べると高めです。

“?”な点は、タイヤの空気圧チェックや車内用掃除機、窓拭きのセルフサービスはあるのですが、日本のスタンドの様なタイヤやオイル交換といった簡単な整備ができる設備やサービスが無く、整備関係は、専門業者に依頼しなくてはなりません。スタンドに設備がないのは、古い車に乗っている私たちにとって、車に不意に不具合が出た時を考えるとちょっぴり心配でなりませんが…。

画像上右:ガソリンスタンドの外観。日本と大差ありません
画像上左:ガソリンスタンドには“コンビニのミニ版”が併設
画像下右:取材時の週の最高値$1.339(約134円)
画像下左:最安値の火曜日は$1.279(約128円)

【短信】7月から新会計年度が始まるオーストラリアでは、6月は決算売りつくしと半期に一度のバーゲンセールの時期にあたります。この時期に来豪される方は充分ショッピングを楽しめるのではないでしょうか。(5/23)


<<もどる