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日本では「100円ショップ」はすっかり皆さんの生活に浸透し、消費者にとってありがたくて重宝な存在となっていますよね。大手チェーン店をはじめ、多くの「100円」ショップが出現していますが、ここオーストラリアでも最近になってようやく「100円ショップ」が広まってきました。こちら風に言うと、“1ドルショップ”ですが、「バラエティーショップ」と呼ばれたりすることもあります。
1ドルショップ”と書きましたが、日本と違い、こちらでは全品均一料金システムではありません。以前、初めてとあるお店を発見し、わくわくしながら「日本は100円だから、こっちじゃ1ドルかな??」と商品の値段をチエックしてみたら、$3.00とか$2.50だとか…。$1.00ドルじゃないし、どれもバラバラの金額だし!! なんじゃそりゃ〜、と勝手に期待しておきながら、がっかりした思い出があります(笑)
中には、さほど安さを感じさせない商品もちらほらあるものの、他の小売店よりも確かに安い価格設定ではありますが、日本にある「100円」ショップの“何でも揃って、しかも、こんな商品あんなアイテムまでもが全品たったの100 円!!”という怒濤のエキサイトさがなくてちょっとがっかり?!
また、こちらの“1ドルショップ”では、安かろう悪かろうのジャンク品も堂々と並べられていて、こんなの一体誰が買うの…?と心配になるくらいの品質のものもありますが、これはご愛嬌と言う事にしておきます(^^;)
とは言え、所狭しと商品が陳列された店内は日本に負けない位の幅広い品揃えで、なるほど「バラエティーショップ」と呼ばれる訳です。その点は確かにグッドで、あまたある商品の中から掘り出し物を見つける買い物ハンター精神(?)をくすぐられます。ある意味とってもディープでパラダイスなショッピングスポットかも。
品揃えは多数と書きましたが、特に充実している商品ジャンルは、キャンドル類やアートフラワー、置物類、大小の花瓶などのホームデコレーション系と仮装キットなどのパーティ用グッズ、グリーティングカード、ラッピング用紙、ギフト用ボックスなどのギフト関係、また意外なところではオーストラリアお土産関係で、この傾向は概ねどのお店も似通っているようです。
住宅事情が日本と異なり、とても恵まれている為、ホームデコレーション系が自然と充実してくるのかもしれません。また、こちらではプレゼント品をお店で購入してもギフトラッピングをサービスの一部として提供する事は殆どなく、自分で別途ラッピング用紙を買って包装するのが主流。そういう背景からギフト関係の商品も多数取り揃えられているのでしょう。
オーストラリアお土産関係は、移民の多いこの国ならでは。出身国への一時里帰りや、逆に出身国から家族や友人が遊びにきた時などに、気軽に買い求める事ができます。昔なら、おみやげ店の集中するシティまで出かけなくてはなりませんでしたが、子供向けの気軽なおみやげなら十分事足ります。消費者のニーズの違いが、品揃えに反映されていて、文化や習慣の違いを垣間見るようで面白いです。
つい最近、近所にあるショッピングセンター内に新しい“1ドルショップ”が開店しました。早速、このコラムの取材がてらにお店を覗いてみると、なんと店舗の一角が日本の「100円ショップ」の商品だらけなのを発見!! 商品説明文なども日本語のままで、漢字を読める中国系なら、辛うじてその商品の用途など読み取る事ができても、ヨーロピアン系のオージーたちには、きっと何が何だか判らないはず。もう、自分の想像力でもって製品の使い道を決めるしかないかも?!
これらの、英語の説明が一切ない、もろ日本市場向けの「100円」グッズは、私の想像ですが、日本で人気が悪く在庫のダブついた物を輸出されたのか、または日本の会社には「内緒」で生産国から横流しで直接輸入されたのかもしれません。
なじみのある日本の「100円ショップ」商品を思いがけなく見つけてしまったので、思わず買ってしまいそうになりましたが、値段がどれも$4.50から$5.00くらい(日本円でで400〜500円前後)で、このお店の商品価格帯よりも少し高め。さらには、日本でなら100円と言う「元値」を知っているがために5倍近く高い値段ではとてもじゃないですが、買う気になれず。この先何か緊急に必要な物が出てきた時にでも購入する事にしました。
オーストラリアスタイルで発達しつつあるこちらの“1ドルショップ”。どのお店も多くのお客さんで賑わっています。
画像右上:“1ドルショップ”の外観。独特の店構え。ショッピングセンター内なので、きれいです。
画像左上:通路床にはこれから陳列される商品が無造作に…。
画像右中:お土産にも最適(!?)な商品もたくさん並んでいます。
画像左下:「日本物」のコーナー。ここだけ見ると日本の「100円ショップ」です。パステル系の色遣いが、まさに日本!!
画像右下:商品には日本語しかありません! 販売用のバスケットを、さらに販売用の団扇(うちわ)の陳列ケースとして使っています。
【短信】オペラハウスと並んでシドニーの「ランドマーク」となっているハーバーブリッジは07年3月19日に、満75歳の誕生日を迎えます。記念イベントは日曜の3月18日に開催され、ハーバーブリッジの自動車道を封鎖し、歩いて橋を渡る「ブリッジ・ウォーク」が目玉イベント。来月、このコーナーでレポートできればと思います。(2/22)
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