■タイムスリップしたレトロな映画館でロードショーを楽しむの巻! 2007.2.13 update

シドニーの北約30kmの「ホーンズビィ」に引っ越しをして早3ヶ月が過ぎました。まだまだ知らない場所もあり、暇を見つけては散歩がてら歩き回っているのですが、先日、“超”が付く程レトロな映画館を見つけましたので、ご紹介したいと思います。

今まで映画館と言えば、大型ショッピングセンター内にある「シネマコンプレックス」しか行った事がなく、今回はとても新鮮な感じを受けました。場所はホーンズビィ駅前の商店が並ぶ所。何と駅前一等地(?!)。上映中の映画のポスターを表示している看板がなければ見過ごしてしまいそうなほど狭い玄関です。

場所はシティ中心部から徒歩10分の、ダーリングハーバーにあり、シドニー水族館の隣りです。

扉を開けると、まさにタイムスリップしたかのような錯覚を覚えるレトロな雰囲気がぷんぷんしてきます。どこからともなく、ポップコーンの甘い香りが漂ってきて、やっぱり映画館なんだなと実感。階段を上って行くと、使われているのかどうか判らない縁日とかにありそうなポップコーンマシンやいかにも古そうな待ち合い用赤いソファーが目に入り、どんどん時計の針が逆回りしていくようでした。

一つのカウンターにチケット販売コーナーとポップコーンやドリンク売り場が共用となっている受付では、若いおねえさんたちが担当。レトロな雰囲気と若いスタッフのギャップで更に“ワンダーランド”へ突入です!

映画上映箇所は2階部分に1ヵ所で、時間によって上映映画が決まっている、正に一昔前の映画館と同じパターン。館内は300席前後の大きさで、外見から想像していたよりはずっと規模が大きかったです。ただ、天井が低めだったせいか、スクリーンの大きさは小さいように思いましたが、それでも十分楽しめました。

シアター内通路の手すりなどは重厚な木製で、年代を感じさせます。子供の頃、夏休みに「◯◯まんが祭り」などの映画を見に行った近所の映画館を思い起こし、映画が始まるまで、しばしのノスタルジーに耽りました。

さて、この映画館の魅力はレトロな雰囲気の他に、料金が安い!こと。通常大人$9.00、「映画の日」である火曜日に至っては、$5.00ポッキリ! ちなみに他の大手シネコンでは、一般の映画館は平均大人$15.00、火曜日は$8.50です。

この日の上映メニューは、日中は、最新作CGアニメ「ハッピー・フィート」(監督はオーストラリア人のジョージ・ミラー)と、ベン・スティラー主演「ナイト・アット・ザ・ミュージアム」(監督ショーン・レヴィ)の、どちらも家族連れで楽しめる2本が交代で上映、夕刻には007シリーズ最新作「カジノ・ロワイヤル」と、思わず1日中映画館に居たくなるようなラインアップでした。

この日は夏休みのため多くの家族連れで賑わっていました。家族が多いと、この安さは嬉しいでしょうね。レトロな映画館でロードショーを楽しむ、料金の安さも相まってちょっとはまってしまいそうです。イスも思ったより座り心地がよく、カップホルダーもちゃんと付いていましたので◯!!

おトクで新たな穴場を発見しちょっとご満悦。それにしても、家族連れにまじって「ハッピー・フィート」を見てる私たちって…(笑)


□「ハッピー・フィート(Happy Feet)」:
南極を舞台に、音痴だがタップ・ダンスが得意な皇帝ペンギンの子供・マンブルを主人公に描いたCGアニメ
□「ナイト・アット・ザ・ミュージアム(Night at the Museum)」:
真夜中の自然史博物館を舞台に、そこで働く夜間警備員が体験する不可思議な現象を描いたコメディ・ファンタジー

画像右上:映画館全景
画像左上:映画館入り口。看板がなければ見過ごしてしまいそうです
画像右中:タイムスリップへの階段です
画像左中:家族連れで大賑わい
画像右下:ポップコーンやドリンクを販売する「キャンデーバー」
画像左下:こじんまりした館内

【短信】1月下旬の気温40℃を超えた日の日中に、自宅から数十キロ程度離れた国立公園内でブッシュファイヤー(山火事)が発生。その日の夜は空を赤く染める程の火の勢いで、改めてブッシュファイヤーの脅威を実感しました。ちなみに、完全に鎮火するまで3日ほど要することに。(1/27)


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