■新聞のおまけ! 2004.3.1 update

シドニーには「シドニー・モーニング・ヘラルド」、「デイリー・テレグラフ」、「ジ・オーストラリアン」の3大新聞があります。この3紙のうちオーストラリア全国紙であるジ・オーストラリアンよりも、シドニー・モーニング・ヘラルドとデイリー・テレグラフの2つのシドニー地域紙がシドニーではより多くの読者を獲得しています。

日本とは違って各紙とも日曜日には名称が少し変わり、シドニー・モーニング・ヘラルドの日曜版は「サンヘラルド(日曜日=サンデーの「サン」を冠している??)」、デイリー・テレグラフは「サンデーテレグラフ」に、ジ・オーストラリアンは「ウイークエンド・オーストラリアン(ただし土曜日発行)」となります。

シドニー地域紙であるサンヘラルドとサンデーテレグラフは読者獲得合戦に躍起で、販売促進を見込んでどちらの新聞にも月に1〜2回ぐらいの割合で「おまけ」が付くことがあります。以前はオーストラリアデー(祝日)に記念ピンバッチが付いていたり、最近ではCDがおまけとして付いたり、春先には花の種、年始には年間計画表、スポーツ年鑑、ガーデニングガイドなど様々な内容です。

おまけと言っても、CDにはクラシックの名曲がフルバージョン9曲入っていたり、人気歌手の曲とビデオクリップが入っていたりと、内容はあなどれません。インターネットの普及で新聞の売上が減少してきているせいもあってか、新聞社もあの手この手で売上を上げようとしている感じです。先日はついにスクラッチくじも登場!日本では新聞というとお固いイメージがありますが、こちらではこのおまけ合戦が語るように、かなり娯楽的な要素が強く出ています。これも大らかな国民性の為でしょうか?

さて、店頭ではサンヘラルドとサンデーテレグラフが並んで販売されていますが、このおまけが幸いして、おまけの付いた日には山積みされていた新聞が、あっという間に数が減るほどの人気。しかし、おまけの数量は限定のようで、うかつに(?)午後に買いに行くと品切れになっていることもしばしば。おまけの告知は平日の紙面に加え、なんとテレビコマーシャルも流されるので、情報は予めチェックする事ができます。お目当てのおまけの付く日には朝一にお店に行く事にしています。

おまけの内容もこのところ充実してきていますが、そのためか、じわじわと値上がりも。現在は$1.60(136円前後)で、ここ数年はほぼ半年毎に価格改定されています。「おまけ」を充実させて、読者にアピールするのもいいのですが程々にしてもらい、価格を出来るだけ押さえてほしいと思うのが本音ではあります。ただし、価格上昇は一概におまけだけの理由ではないとは思いますが…。

また、こちらでは新聞の宅配は日本のようにシステムが徹底されておらず、まだ大多数の購読者がお店(特にニュースエージェンシーと呼ばれる、雑誌・新聞のみを取り扱うコンビニの様な書店)に買いに行く状況です。新聞はもちろんコンビニ、スーパーマーケット、ガソリンスタンドでも販売していますが、「おまけ」はどうした訳かニュースエージェンシーでの購入のみ付与されていて、これは、販売する側、購入する側のいずれにもちょっと不公平ではないかと思います。

余談ですが、土曜日のシドニー・モーニング・ヘラルドとウイークエンド・オーストラリアン紙は総ページ60〜70ページ、経済やスポーツ、不動産、求人、などカテゴリーごとに部分けされていて、とても分厚く、重く、買い応え充分。持って帰るのが大変。日本のお正月の新聞の元旦版の2倍ぐらいの厚さがあります。

この土曜日の不動産情報コーナーはシドニーエリア各地の売買、賃貸情報が網羅されています。長期滞在を予定されるかたは、ひとまずここで各エリアの価格帯をチェックしてみるのもいいですよ。

画像:サンヘラルドとおまけのCD

【短信】1985年開業のシドニー唯一のテーマパーク「ワンダーランド」が、2004年4月26日で閉園する事になりました。近年のテロやSARS、イラク戦争などの影響により、観光客が減少し客離れが原因との事。跡地にはビジネスパークに変身する予定です。シドニーにテーマパークが無くなってしまうと、最寄りのテーマパークはクィーンズランドまで行かなければなりません。


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