■シドニーで見られるペリカンの餌付け 2003.5.7 update

自然がいっぱいのオーストラリア。その中で特によく目にするのが野生の鳥たちです。オペラハウスやハーバーブリッジ、ダーリングハーバーと言ったシドニー中心部の観光地ではカモメやアイビス(トキ科の鳥)たちが、人間を怖がらずに近づいてきてはエサをおねだりしたりします。また、公園や緑が多いせいか住宅街でも色鮮やかなレインボーロリキートやワライカワセミ、キバタンなどに会う事ができます。

私たちの住んでいる所でも夕方になると、レインボーロリキートがスズメ状態で飛び回り、鳥好きにはたまりません。今回はそんな鳥たちの中でも特に大型のペリカンの餌付けポイントを2ヶ所ご紹介します。

シドニーから北へ約100キロに位置するリゾート地の「The Entrance(ジ・エントランス)」。こじんまりとしたリゾート地ですが、景色もよく、のんびりと過ごすにはとてもいい所です。ここでは毎日午後3時にペリカンの餌付けショー(無料)が行われています。

遠くや近くに点在していたペリカンたちが、午後3時前になると徐々に餌付けショーポイント地点に集合しはじめます。ボランティアの係員が姿を現す頃には、ペリカンの数がピークに達したかの様な大集合状態。つぶらな瞳が今か今かとエサを待受けて係員の一挙手一投足をじっと見つめているのがとても可愛いです。

係員が餌を与え始めると、大きなくちばしで餌の取り合い。中には仲間のくちばしを噛むペリカンや、器用にくちばしの袋でキャッチするペリカンもいれば、仲間のおこぼれをいち早く「横取り」しちゃうペリカンもいたり、みんな同じに見えるペリカンにも色々個性があるかもしれない?!

このイベントは、ボランティアさんたちによる奉仕活動で成り立っているそうです。エサとなる魚も寄付金で購入しているとの事。ジ・エントランスに立ち寄る事があれば是非ペリカン餌付けショーを見学して、少しでもいいので募金に協力してあげて下さい!

もう1ヶ所はジ・エントランスよりやや南に位置する「Woy Woy(ウォイ・ウォイ)」。こちらはジ・エントランスに比べると、とってもローカルな所。ペリカンの餌付けもかなり地味。シーフード店でさばいた後の魚のアラなどを店の脇で与えていて、餌付けというよりは「捨てるならペリカンたちに」といった趣。そもそものきっかけも、残り物をその辺にいるペリカンにあげたのが初めだそうで、やがて毎日3時の餌付けタイムが定着したとの事。

見に来ている人も地元のお年寄りや子供連れのお母さんがほとんど。生活の中でペリカンの餌付けが見られて、とても羨ましい光景でした。どちらもシドニー市内から電車で約1時間(ジ・エントランスはゴスフォード駅からバス利用)。シドニーでペリカンとリゾートするのも面白いですよ。

画像上:ジ・エントランスでの餌付けショー
画像下:ウォイ・ウォイでの餌付け


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