■シティーレールは進化中! 2003.2.3 update

オーストラリアで電車を利用したことのある方はいらっしゃいますか?多くの方は観光ツアーでの来豪で、殆どの方が大型バスでの移動かと思いますが、今回は進化中のシドニーの鉄道事情をご紹介致します。

シドニー市内や近郊、郊外を結ぶシドニーの鉄道網「シティーレール」は広範囲をカバー。料金システムもオフピーク料金、学割や年金受給者割引料金等があります。また、切符そのものも日本のものよりも大振りで、名刺サイズの紙製、表面に磁気テープが付いています。

次は車両についてですが、多くの電車は8両編成で、その全ての車両は2階建てです。2階席に座ると車窓から外の景色がよく見えて、ちょっと得した気分に。殆どの車両のイス配列は、横並びの観光バスタイプ。イスの背もたれ部分は可動式で、進行方向に合わせて動かせたり、グループで乗車した時に向かい合わせに座ったりできます。車両のタイプによっては、固定式のイスもあり、進行方向に逆向きに座る席は空席がちになっていたりします。

車内は空き瓶が転がっていたり、落書き(車体にも)があったりとお世辞にきれいとは言えません。また、ダイヤの乱れは日常茶飯事。冷房なしの古いタイプの車両もまだ現役で走っていて、「快適」という言葉にはほど遠い感のあるシティーレールですが、ようやく改善されようとしています。それは21世紀を記念して作られた新型車両「ミレニアム号」の登場です。

当初の予定では2001年から運行開始の予定だったのですが、予定が大幅に遅れたようで、昨年後半からやっと運行開始。また、車両数も少なく、現在は1編成のみ運行で、幻の「ミレニアム号」とニュースでも揶揄されていました。 毎日シティーレールを利用していないせいもありますが、「本当に走っているの?」と常々疑問に、またぜひお目にかかりたく思っていました。

ところが、今年に入って初めて「ミレニアム号」に乗車する機会がありました。まさにおみくじで「大吉」を引き当てた気分です!まず乗った感じはとても車内がきれい。もちろん落書きもありません。外観はイエローとシルバー、車内はブルー地のシートに手すりがイエローとなっています。また、走行中とても静かで、揺れもほとんどなし。車内アナウンスもいつもの車掌さんの代わりに事前録音の音声が流れ、気分は「新幹線」と言ったところでしょうか。

シドニーシティ中心部のタウンホール駅に着くと、清掃係が2名乗車!これも初めて見る光景です(他の電車でもやって欲しい!)。「ミレニアム号」がもっと多く走り出したら、きっと鉄道での移動もより楽しくなりそうです。この滅多に乗車できない「ミレニアム号」に出会えたら、きっとその日は「大吉」に間違いなし!!

画像上:サーキュラーキー駅に停車中の「ミレニアム号」
画像下:ミレニアム号の車内。電光掲示板もあります


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