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復活祭:英語ではEaster(イースター)、イタリア語ではPasqua(パスクア)といいますが、クリスマスと同じように盛大にお祝いされるお祭り。毎年、日付が変わる移動祭日ですが、今年は3月27日でした。天に昇ったキリストの、永遠の命としての復活を祝う日ですが、厳粛にお祝いするクリスマスと違って、復活祭は楽しいイメージがいっぱいなんですよ〜!
『クリスマスは家族と、パスクアは好きな人と』という格言があるのですが、これは、クリスマスは家族揃って厳粛にお祝いするけど、パスクアはそんな堅い事抜きで好きな人と好きなことをして過ごそう…という意味なんです。学校も1週間以上のお休みになりますし、旅行やバカンスに出る人もたくさんいます。
復活祭翌日の月曜日、Pasquetta(パスクエッタ)にはピクニックに行く風習が古くからありますし、移動祝日とはいえ、春の始まりの時期が多いので、冬が去り暖かくなって、人々の気分もるんるん♪になる時に重なり、身も心も楽しく明るく祝う……それが復活祭です!
地方によっても様々なイベントがありますが、私の住む町では、ちょっと変わったお祝い方法をします。そのお祝いはマリア像を奉った教会に巡礼することから始まりました。復活祭のお祝いに信者が祈りを捧げながら、徒歩で巡礼をしていくというものでしたが、時代の流れと共に単なる巡礼のみではなく、楽団を従えたり、祈りの言葉も歌にしたり…と、現代では、各地方のグループに分かれ、そのお祝いのやり方をコンクールにしたお祭りに発展していきました。
はじめて私がそのお祭りを見た時ビックリしたのは、宗教画のコンクール形式! その日のお祝いの為に描かれる物ですが、宗教画を並べて静止して見せるのではなく、パレードに交えて男性陣が背負いながら皆に見てもらうというものなのです。
大きさ畳5-6畳はありそうな宗教画に合わせた飾り付きの台を作り、それを男性20名ほどで背負うその姿は、まさにイタリア版御神輿! そしてただ背負って見せるだけではなく、楽団の音楽に合わせて持ち上げたり、くるくる回ったりと、ダンスしているような雰囲気もあるんですよ!
私の主人が小さい頃は、背負い手は大人気だったそうで、チビの男の子達は「僕も大きくなったら背負い手になりたい!」と、羨望の眼差しで見ていたそうです。主人の夢も背負い手になることだったとか。かなりの重労働ですから、現代では大人気というわけではないようですが、それでも皆、大人も子供も見るのは楽しみにしていますから、参加するグループの若い担ぎ手達の励みになっています。
もちろん楽団や歌も趣向を凝らしたものが多く、祈りの言葉である歌は本当に実力のある人だけが参加できますが、10代の若者から70代の老人まで年齢層広い参加者で毎年盛り上がります。そんな風に歌あり、音楽あり、御神輿?アリの、楽しい楽しいお祭りを見る事が、復活祭の習慣になっています!
-文中の画像-
画像右上・左上:宗教画御輿の前には、グループの旗を掲げる人もいます。
画像右下:裏側の作りも凝っています。
画像左下:持ち上げたり下げたり、斜めにしたり廻ったり! 日本の御神輿より担ぐのはたいへんかも…。
画像左、中、右:このように、主役である絵も、土台の作りもグループによって様々です。
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