■韓国でのお葬式は・・・ 2007.5.15 update

アンニョンハセヨ〜☆ この時期は韓国旅行に行かれる方もきっと多いと思いますが、外国において、文化の違いを一番感じるのはやはり冠婚葬祭においてだといえるかもしれません。結婚式については前にご紹介したので、今回は旅行者の方はまずあまり遭遇することのないお葬式についてちょっとお話してみたいと思います。明るい話題ではありませんが、これも韓国文化を知る一つの重要な部分ですので、この機会にちょっとご紹介してみようかな、と。

まず私が驚いたのは病院の一角に葬式場があるということです。普通そんなのをみるとなんて縁起がない!と思いますが、韓国では大きい病院には葬式場が併設されているのが普通なのです。

そして普通お葬式は夜通し三日間にわたり行われます。ドラマなどでたまにご覧になる方もいるかもしれませんが、日本と違うな、と感じることの一つは、皆大声で泣き叫んでいることです。悲しみをこらえ、心の中で故人を哀悼する日本とは異なり、韓国では身内、友人、皆が思う存分声をあげて泣き喚くのです。国によってやはり「悲しみ」の表現の仕方もこれだけ違ってくるものなのですね。

このように葬儀場では大声で泣きながら悲しみを表現しているかと思えば、なんと食事をする隣の部屋にいくと、びっくりする場面に遭遇します。お酒に花札、トランプを楽しむ人たちが・・・! 最初は「お葬式に花札!?」とびっくりしたのですが、これも韓国のお葬式ではいたって普通の場面なのです。しかもその花札やトランプはお葬式場に準備されているというのです。遺族も含め、その部屋ではお酒を飲みながら花札を楽しみ笑っている姿をみることが出来ます。夜通し三日間このように過ごすことで、遺族の悲しみも半減され、故人も喜んでくれたら、という思いからなのかもしれませんが、いまだに私にとっては見慣れない光景だといえるかもしれません。

遺族、親族は三日間徹夜同然なので、お葬式が終わると本当に疲れきってしまいますが、これが韓国における故人に対する思いの表現の仕方なんだろうな、と思います。ちなみに妊婦はお葬式には参加しないというのが韓国ではあります。結婚式、お葬式それぞれとっても本当に日本と違うことがわかりますよね。でも、それぞれやり方は違うとはいえ、根本にある思いはどこにいってもかわらないものだと思います。

今回はちょっと真面目なお話になってしまったかもしれませんが、これも韓国文化を語る上でははずせない部分なのでこの機会にお話してみました。また旅行では分からない韓国文化についてこれからもご紹介していけたらな、と思います。


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