■“楽しいことはみんなで共有、食事もみんなで分け合って”の韓国食文化 2006.11.7 update

韓国人はとにかくいろんなものをたくさん食べます。人を家に招待する時もあまるくらいのおかずを準備します。足りないっていうことがないくらいに。それが礼儀でもあります。外で食べる時も、皆さんもご存知のように、一品頼めばおかずがサービスでたくさんついてきて、おかわりも自由です。これが韓国料理の良いところとも言えるのですが^^

勿論ごみ問題、という大きい問題もあって、余ったものをばんばん捨てるのはもったいないし、問題でもありますが、やはりこのおかず文化はまだ消えることなく韓国には根強く残っています。

友人同士で食事をする時、いわゆる映画館などが入っているCOEX、テクノマート等のフードコートにいくと、若者がたくさん集まってあれやこれやと食べていますが、その中でも人気があるのが、料理がいろいろとセットになっているもの。一つのお皿にいろんな料理がまとめて盛られてきます。一人で食べる、というよりは、みんなで食べる文化があるため、このセットを頼んで、友人、恋人同士仲良く食べます。この時、日本のように取り皿文化は存在しません。みんな一つのお皿からそのままつつく感じで食べるのです。

中華料理店にいっても、お皿が半分になっていて、半分がチャーハン、半分はチャンポン(辛いスープそばのようなもの)などのセットメニューも人気があります。一度に1、2種類の味を楽しめるからです。また、ビビンバなんかでも、おっきいバケツのようなものに入ったビビンバがあります。

そんな量が多いとあまり美味しそうにみえないのでは?と思われるかもしれませんが、これが意外とおいしいのです^^ 他人が食べているのをみるとついつい自分も食べたくなってきてしまいます。みんなで食べる、これが楽しみながら食べる一つの方法なのかもしれません。なので、若者が多いフードコートでは、特にこのセットメニューを頼む人が多いのだと思います。

日本のように見かけが綺麗で、一つの料理のおいしさを求める、というよりは、見かけは大雑把でも量が多くて、いろんな味を楽しめて、みんなで一緒に食べられる、というのがここ韓国では人気があるのです。アイスクリームも、一人一個食べるというよりは、大きいカップに何種類も盛ってもらって、それをみんなで分け分けして食べる人が多いのです。

自分だけ、というよりは、みんな一緒に!の食文化。横でおいしそうなものを食べていたら、隣のグループでも分け合ったり、というのも普通の光景としてみられます。おいしいものはみんなで分け合いたい、楽しいこともみんな一緒に楽しみたいという、韓国人の性格が表れているのかもしれませんね。

韓国にいかれたら、みんなで共有する気分、それを楽しめることができたら、皆さんも韓国の人ともっと近づくことが出来るかもしれません。食事をしにいったら、「これが私の分!」というよりは、同じ空間で食べていれば、誰が頼んだものでも、気にせずみんなで食べるという感覚があるんですよね。

断りもなく、いきなり自分の目の前のものを食べられて、びっくりする、なんてことも最初はあるかもしれませんが、それは悪気があるわけじゃなく、そういう文化だと思ったらいいと思います^^ みんなで楽しいことを分け合う文化、私はそんな韓国文化が大好きです。皆さんもぜひふれてみてくださいね★

画像上:中華料理のいろんなセットメニュー
画像中:中華セットの例(中華でもキムチはつきものです^^)
画像下:ビビンバいろいろ


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