■ソウルの交通事情からみる韓国文化 2004.12.6 update

今回は韓国の交通事情について詳しくお話したいと思います。皆さんが、旅行で韓国に行った時に利用するのは、ほとんどが地下鉄、またはタクシーだと思うのですが、乗った時の印象はどうでしたか? 地下鉄はすごく便利ではなかったでしょうか? バスに慣れるとこれまたすごく便利なのですが、バスに乗れなくても地下鉄だけでも十分に用は足せるほどソウルの地下鉄はすごく便利に出来ています。今は1号線から8号線までありますが、ソウル市内だったらほぼ一定料金で動き回れるし、乗り方もそんなに難しくないし、それぞれの駅が番号で表されているため、ハングルが読めない旅行客にとっても分かりやすくなっています。

日本の地下鉄と違っておもしろいのは、電車の中に物売りがすごく多いということです。毎日同じ時間にまわっている人もいれば、雨の日だけ回っている人など様々ですが、ついこの物売りの人がくると視線がそっちにいってしまいます。それに、実際これを買っていく人たちが多いのにも驚かされます。私の友人も乗るたびについつい買ってしまうと言っていました。値段はだいたい1000ウォンとか2000ウォン(100円、200円程度)のものが多いのですが、雨が降ると傘、寒くなると手袋などを売ったりと、日本人の感覚だったら誰も買わないだろう、、と思うものも、ちょこちょこ売れていくのを目にします。買う人がいるから売る人も多いのでしょうね。

また、最近は交通カードが中心になっているため、切符を買う人が少なくなり、この交通カードを利用する人が大部分となりました。このカードを利用すると切符を買うよりも割引されるのでお得だということもあります。このカードは、地下鉄、バス全部共通で、乗る前に機械にピッと触れればいいので、一度使い始めたら便利で手放せません。カバンに入れっぱなしでもそのまま「ピッ」で大丈夫なので^^クレジットカードと一緒になっているものが主流だといえるかな。

他には、混んでいる電車やバスに乗っていると、座っている人が立っている人の荷物をもってくれるのも韓国ならではかもしれません。何もいわずにさっともってくれる人もいて最初は驚くかもしれませんが、親切でもってくれているのでご心配なく! それとやはり儒教の国なのでお年寄りの方に席を譲るのは絶対、という感じがします。これは日本なんかに比べたら徹底されていますね。

猛スピードで市内を走るバスも、最近だいぶシステムが変わり、値段も距離によって変わったり、路線変更も大幅に行われたのですが、地下鉄に加えてバスにも乗れるようになるとソウルライフをさらに楽しめるともいえるかもしれません! 自分の好きな音楽をガンガンにかける運転手さん。しょっちゅう大声で悪口をいったり、喧嘩をしたり、たまには途中で降りて飲み物を買ったり、タバコをすったり・・。まるで自分の思うまま^^こんなのがすごく楽しかったりします。私は、こんな運転手さんと他の人とのやりとりを眺めるのが大好きです。

それからタクシーについてですが、特に夜中電車がなくなってからタクシーをつかまえる時、イベントが多い時期などの夜遅い時間は相乗りが多くなります。その上、近いところだとなかなか行ってもらえず、窓の外から「○○(目的地)まで、ダブル!!トリプル」と怒鳴ります。料金を2倍、3倍払うってことです。

運転手さんがオッケーなら止まってくれ、だめだったらそのまま通りすぎてしまいます。とにかくまずは大声で窓の外から交渉しなければならないので慣れていないと大変です。立っているだけではタクシーにすら乗れないのですから・・。でも、これは特に人が多い時間とか繁華街であることなので、旅行にいかれる場合にこういう場面に出くわすことはそんなにないかもしれませんね。皆さんもソウルの交通手段を通して、ぜひ新しい韓国文化に触れてみてください!

画像上:地下鉄・バス共通の交通カードが中心になって、最近あまり利用されなくなった切符の販売機
画像下:ソウルの2号線(東京でいうJR山手線です)


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