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ヨーロッパのスタジアムでサッカー観戦と聞いて連想するのは、サポーターの熱狂的な応援、さらにはフーリガンと言われる過激な集団かも知れません。ドイツ人のなかにも「サッカー観戦は危険だから行ってはいけない」と、まじめな顔で忠告する人もいます。しかしミーハーな私は、現在ハンブルガーSVで活躍中の高原選手見たさに、北ドイツの港町ハンブルクまで出掛けてきました。今回はその時のお話です。
ハンブルガーSVの本拠地AOLアリーナは、2001年に大改装工事を終えたばかりの大きくて近代的なスタジアム。試合前の場内外にはちびっこを連れた家族連れやお年寄りのご夫婦もたくさんいらっしゃって、予想に反して(?)和やかな雰囲気でした。でも試合が始まると、皆びっくりするくらい真剣に応援するんです。チャンスには立ち上がり、腕を振り回しながら声援を送る。ラフプレーがあればものすごいブーイングの嵐。良いプレーには感嘆の声があがったり、拍手が起こります。目の肥えた観客ばかりといった感じですが、試合前からビールを片手に荒っぽく騒いでいる人たちがいるのも事実です。多数の警官やセキュリティーが場内外を警備していたことを考慮すると、やっぱり注意は必要ということなのでしょうね。
さて今回の相手は強豪シャルケ04。UEFAカップ出場を目指すハンブルガーSVにとって大切な試合で、5万5千人収容のスタジアムはほぼ満席状態。試合内容は攻めたり攻められたりハラハラドキドキの90分でした。お目当ての高原選手は後半同点に追いつかれてからの途中出場。同点で終わりそうな雰囲気が漂い始めた後半40分過ぎ、ゴール前でフリーとなりヘディングシュート!ホームでの初得点だっただけに場内には大歓声が沸き、高原選手もとても嬉しそうに走りまわってました。私たちも隣や前後のドイツ人と握手。結果は3:1でハンブルガーSVの大勝利!とても楽しい1日でした。
ところで、せっかく応援にいくのなら、他のサポーターの皆さんと同じように楽しみたいですよね。そこでちょっとした情報を!ハンブルガーSVが得点を挙げると、ユニークな掛け声をかけることになっています。例えば高原選手がゴールを決めたとします。場内アナウンスが「得点者はナオヤス!」というと「タカハラ!」と答えます。それをテンポ良く3回続けたあとさらに、アナウンス「ハー エス ファオ!」。それに対して得点数で返します。1なら「アインス!」2なら「ツヴァイ!」ですね。そしてアナウンスが相手チームの名「シャルケ〜」と冷やかすような調子で言うと、これまた冷やかしながら「ヌ〜ル」と返します。得点はあったとしてもいつも0を表す「ヌル」です。最後は元気良く「ダンケ(ありがとう)!」とアナウンスがあり「ビッテ(どういたしまして)!」と返すのです。ちょっとやってみましょうか。
「得点者はナオヤス!」← もちろんドイツ語でアナウンス
「タカハラ!」
「ナオヤス!」
「タカハラ!」
「ナオヤス!」
「タカハラ!」
「ハー エス ファオ!」← H(ハンブルガー)SVのドイツ語読みです。
「ツヴァイ!」
「・・・シャルケ〜」
「ヌ〜ル」
「ダンケ!」
「ビッテ!」
一体感があって結構楽しいですよ。最近ハンブルガーSVの公式ホームページに日本語のページができて見やすくなりました(http://www.hsv.de/jp/home/index.php)。ドイツ語または英語でチケットの購入も簡単にできます。皆さんも機会があれば、是非サッカー観戦を楽しんでみませんか。
画像上:試合前のスタジアムの様子です。スタンドには車いすで入れる障害者の方用のスペースもあります。こういうところはさすがドイツです。
画像中:試合前の練習中の高原選手を撮ってみました。
画像下:試合開始直前のファンの応援です。北側スタンドではハンブルガーSVのサポーターが熱い声援を送っています。
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