■巨大なXXXX 2007.10.2 update

私がドイツに来たのは2003年の春でした。ここはハンブルク郊外の閑静な住宅街。それぞれの広い敷地内にゆとりを持って建てられた家々。レンガ色の屋根に巨木が優しい影を落とし、柔らかい陽の差し込む庭には美しい花が気持ち良さそうに咲いている。ため息が出てしまうほど素敵な町並みだわぁ、と、散歩をしながら、ふと、足元の石畳を見てみると、大きな赤茶色の物体が。よく見てみると、全長10センチ、直径1.5センチは軽く超えるであろうナメクジが足元に。ナ、ナメクジ?ぎゃあああー! ナメクジーっ!!

というわけで、ドイツで今わたしがもっとも嫌いなもの。それは巨大なナメクジです。

なにをナメクジぐらいで!と思う方もいらっしゃると思うので、ちょっと、ドイツ・ウィキペディア(Wikipedia)の『巨大ナメクジ(Grosse Wegschnecke)』の項にある右上の画像を見てみてください。クリックすると拡大表示もできます。うわぁなんじゃこりゃぁ、でしょ? でかいでしょ? こわいでしょ? 気持ちわるいでしょー!

と、見ているだけでもこれだけ気持ち悪い巨大ナメクジ。そんな気持ち悪い物体とはできる限り接触したくないのですが・・・。

私の住んでいるアパートは、車道から細い私道を20メートルほど歩いた奥にあります。そしてその20メートルほどの私道には、少なくとも5匹くらいの巨大ナメクジが這っているのです。昼間はその物体をよく見てしまわないように目をそらしつつも、間違えて踏んでしまわないよう細心の注意を払いつつ、目の端で物体の存在を確認しながら歩いているのですが、日が暮れてしまうとその私道の足元はほとんど見えなくなってしまいます。

照明が弱いのと、照明と照明の間隔がありすぎるのとで、足元はほぼ真っ暗なのです。ナメクジがどこにいるか確認できない。ギャンブルです。なので、暗くなってから家へ帰るときには、なるべく爪先立ちで地面に触れる面積を少なくしつつ水面を走り抜ける感じで走り抜けているのですが・・・だから今のところ踏んでいない・・・はず・・・と信じつつ、朝方、私道を通る時に目にする何匹かの無残なナメクジの死体が、私や夫の仕業でないことを祈る毎日です・・・。

と、そんな恐怖のナメクジ。今年(2007年)は特にその数たるや例年の比ではないように感じます。毎年6月くらいから出没するのですが、もう寒い9月末までまだナメクジが出ているなんて。とにかく今年は量が多い気がします。友人は散歩中に「大きなドングリかと思って蹴飛ばそうと思ったらナメクジだったので非常に焦った」 と言っておりました。

少し調べてみたところ、ドイツだけでなくて、ヨーロッパ大陸のナメクジはこの色サイズのものが多いようです。みなさま、ヨーロッパ観光中に緑が多い道を歩く際には足元に注意してください。ナメクジだけでなく、犬の糞も落ちているのですが、どちらかといえば犬の糞を踏んでしまった方が断然いい、と思う今日この頃です。ナメクジ、本当にイヤー。

画像上右:近所にある素敵なおうち。
画像上左:水溜り。
画像下右:ナメクジの視点で!?
画像下左:そろそろ紅葉の季節です。


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