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ドイツといえば、ソーセージ。でも、ちょっとお腹がすいたときに、気軽に立ち寄れるようなソーセージ屋さんは、実はそれほど多くありません。マルクト(市場)が開かれるときや、お祭りでは、必ずといっていいほどソーセージの屋台が出るですが、常に営業しているお店はほんの少し。
その代わり・・・と言っては何ですが、街なかはもちろん、ショッピングセンターにも、私が住んでいるハンブルク郊外の駅近辺にも、いたるところに点在するのが、トルコ風ファーストフードのお店、ケバブ屋さんです。感覚的な店舗数ですが、マクドナルドよりも、かなり多い気がします。ケバブ屋さんで鶏の丸焼きを売っている場合も多く、手軽に美味しい鶏肉を食べられるからか、ケンタッキーフライドチキンも2005年現在、ハンブルクに3店舗しかありません。
ケバブは鶏肉、子牛などの肉の大きな塊を、専用のケバブロースターで回転させながらあぶり焼きにした、いわゆる「焼肉料理」で、焼き上がりを長いナイフ、または電動のこぎりのようなもので削ぎ落とし、キャベツ、レタス、トマト、キュウリ、タマネギ、などの野菜と共に、ヨーグルトソースとチリソースをかけていただきます。
また、それらをピタパンまたは、トマトソースを塗ったピザ生地に挟み、手軽に、歩きながらでも食べられるようにした、ケバブ・サンドイッチ、ケバブピザも大人気です。ビールにもぴったり。でも、アルコール類をお店においてしまうと、昼間からケバブをつまみに、ビールを飲み続けてしまう、ちょっと柄が悪目の人たちの溜まり場になってしまうことが多いからか、最近ではアルコールを置かない、爽やかなお店も増えています。うれしい反面、ちょっと寂しいです。
なにはともあれ、この脂がのってジューシーなお肉、たくさんの野菜、ヨーグルトソースに、ピリッとアクセントを添えるチリソース。すごく美味しいですよ。先日、この「各国いまどき報告」用の画像を撮るために食べに行ったばかりなのに、こんなことを書いていたら、また食べたくなってきてしまいました。
ドイツ語学校のクラスメイトに、ケバブ屋さんで働いているトルコ人の男の子がいたので、「ケバブっておいしいよね」と言ったところ、彼曰く、「でも、トルコには、ドイツほどたくさんのケバブ屋さんがあるわけじゃないし、あんなに大きなケバブ・サンドウィッチなんて、生まれてはじめてみたよ!」と。
確かに、ドイツのケバブ・サンドウィッチはかなり大きいです。ドイツ人サイズにアレンジされているのでしょうか? 私はトルコに一度も行った事がないので、本当のところは分かりませんが、ケバブがドイツ人の生活に溶け込み、また、ドイツのファーストフード事情にケバブ屋さんが大きな影響を与えている事は間違いなさそうです。
-文中の画像-
画像上:郊外の住宅地ショッピングセンター付近に新規開店したケバブ屋さん。
画像中:細くなってしまっているけれど、これがケバブの肉の塊。
画像下:街の中心部、ブティックの隣にもケバブ屋さん。

画像左:鶏の丸焼き。この丸焼きのハーフサイズを、ペロッと食べているドイツ人を良く見かけます。
画像中:ケバブ屋さんには、ケバブのほかにもいろいろな惣菜が置いてあります。どれも美味しそう。
画像右:ケバブ・サンドウィッチ。コーラは500mlサイズです。
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