■ハンブルクのクリスマスマルクト 2004.12.6 update

ついこの間サマータイムが終わった(10月末)ばかりだと思っていたら、あっという間に11月も終りです。毎日どんどん日が短くなってきて、朝は9時くらいまで薄暗く、日中の天気もぱっとしない上に、夕方4時過ぎにはもう夜です。

しかも今年は11月中旬にはもう雪が降ってしまうほど寒いです。これからもっと寒くて薄暗い冬がやってくるのだろうか・・・。と、かなりブルーになりがちな季節がやってきましたが、同時にそんな気分を吹き飛ばしてくれるクリスマルマルクトの季節もやってきました!

クリスマスマルクトは文字通り、クリスマスの時期だけ行われる市場なのですが、最初に見たときに驚いたのがその店舗の立派さです。臨時に1ヶ月だけ設置しておくなんてもったいないくらいちゃんと建てられています。ビニールテントに臨時のテーブルを設置してテーブルクロスをかけ、各店舗の裏でウンウン発電機が回っているような造りではありません。太い木の柱を枠に、適度に使い込まれた感じがでている木の壁、棚もセンス良く設置され、その上に商品が所狭と並んでいます。屋根も、雪が1メートルくらい積もっても大丈夫なんじゃないかと思うほど立派です。

屋根の上にはクリスマスツリーはもちろん、サンタさんやトナカイが飛び交い、すごいです。大きな店舗になると、それはまるで元々あった店舗をそのまま移動してきたのではないかと思うほど。たとえが貧弱ですが、夜になると「きゃー、ディズニーランドみたいだぁ!」というくらいの夢の世界です。こんなものを毎年、1週間くらいで造ってしまうなんて、ドイツ人はすごい。

そんな夢の世界なので、カップルで来ている人はもちろん、友達と、会社のお昼休みまたは会社帰りに同僚と、はたまた、たった一人ぼっちだったとしても、寒い季節だからこそ美味しい香辛料と砂糖を入れて温めたグリューワイン片手になんとなく楽しそうです。

そういえば、この時だけは、ドイツといえどもビールを飲んでいる人はまったく見かけません。みんなグリューワインです。閑散としているお店の店員さんも、片手にグリューワイン。混んでいるお店の場合はさすがに飲んでいるところは見かけてないですが、彼らも忙しい合間を縫って飲んでいるに違いありません。

そういう訳なのかどうかは分かりませんが、お店のおじさん、おばさんもとても陽気。各商品の説明をニコニコしながら英語で丁寧にしてくれます。片言のドイツ語で返事をすると、「おー、すばらしい、ドイツ語ペラペラだね!」くらい褒めてもらえるので、こちらもかなりいい気分です。

また、商品を撮りたいな、と思ってカメラを向けるとお店の人までポーズをとってくれていたり、ライトアップされた夜景の全体像を撮りたいぞ、と思ってカメラを構えていると、その前を通りかかった陽気な酔っ払いが「僕?僕?」といいながら去っていったり、と、とにかくみんな幸せそう。寒くたって、日が短くたって、天気が悪くたって、クリスマスマルクトがあればなんのその、ですね。

クリスマスマルクトというと、ドレスデンやニュルンベルクが有名ですが、ハンブルクのクリスマスマルクトも街自体のライトアップと相俟ってとてもロマンティックです。皆様も是非。2004年は11月22日から12月23日までの毎日、11時から21時まで開催中です。

画像右上:寒い冬には欠かせないグリューワイン。カップは記念に持ち帰り可能です。子供用にアルコールが入っていないものも。
画像左上:バウムクーヘン。奥にある豚の丸焼き機のような機械で作ります。クルクルと回る幹に均等に生地をかけるのがとても難しいらしいです。
画像右中:マスタード屋さん。ソーセージも有名ですが、こんなにいろんな種類のマスタードもあるなんて。オレンジ風味、ニンニク入り、激辛等々、お好みに合わせて選べます。
画像左中:木でできたお人形は1つ1つ表情が違って、思わず「かわいー」を連発してしまいがち。
画像右下:サンタさんの格好をして演奏する人たち。
画像左下:ハンブルク市庁舎とクリスマスツリー。クリスマスツリーに向けて、トナカイとソリに乗ったサンタさんが飛びます。


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