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どうして、人は時々、高〜いところに登りたくなるんでしょうね。少なくとも私の場合は、物事がうまくいったなど、非常に気分がいい時に高〜いところに登りたくなります。高いところって、それが山だろうと、灯台のてっぺんだろうと、足下には必ず、普段見られない絶景が広がります(高所恐怖症の方々を除いては)。それが実に気持ちいいわけです。しかも、その足下から抜け出してきたという「開放感」がさらに気分を高めてくれる。だから、気分がいい自分をさらに開放してやるために、私は高いところに登りたくなるのです。
これとはまったく逆で、何やってもダメなときにも高〜いところに登りたくなります。そんなときは、実に情けない話ですが、足下に広がる景色に慰めを求めて登ります。つまり、豆粒にしか見えない人や車をわざと眺めに行って、「なーんだ、私がダメダメになっている世界ってこんなにちっぽけじゃん!」と自分に思わせるために、高いところに登ろうとするのです。
となると、マンハッタンなんぞの都会では、いつでもお気軽に、高〜いビルに登れて良さそう!と思われがちなのですが、実は、意外とそうでもないんです。確かにエンパイアー・ステイト・ビルの展望台は有名ですが、高級ホテルなどはその眺望を売りにしていますから、それなりのお金がないとそれを楽しむことさえできず、それ以外の場所となると、これがなかなか、ないもんでして・・・・。
しかし! そんな時、「夏」という季節がつよ〜い見方になってくれます。デパートの屋上のビアガーデンのように、「夏、高いところで一杯飲みたい!」と願うのはここニューヨークでも同じこと。だから、夏季限定で屋上にバーをオープンさせるホテルなどがこの季節、実にありがたい存在となるのです。「いや〜、だから夏ってやめられない・・・・」と気分をよくしながら、下記に、ぜひ足を運んで頂きたい、とっておきルーフトップ・バーをご紹介します(*は年間を通してオープン)。

□Hotel Gansevoort /Plunge(*)
18 9th Ave (at 13th Street) 212-206-6700
ミートパッキング・エリア唯一の高層ホテル、Gansevoortのモダンなルーフトップ・バーから眺めるハドソン河は忘れられない景色になるはず。おすすめ度No.1!午前11時からやってます。

□Sixty Thompson
60 Thompson St (Between Spring St & Broome St) 877-431-0400
友だちの家に来たようなリラックスした雰囲気がうれしいソーホーのバー。気取らないダウンタウンの眺めを堪能できます。午後5時オープン。屋上に上がる時はフロントに一声かけて。10月いっぱいまで。

□Shelburne Hotel/ RARE VIEW
303 Lexington Ave (at 37th St) 212-481-1999
ミッドタウンの人気のホテル、Shelburneの16階にからは、なんとクライスラーとエンパイアーを同時に見ることができます。だから、名前も「レアー・ビュー」。「ニューヨーク初めて!」という方にかなりおすすめのスポット。日曜日を除く毎日、午後3:30からのオープンです。

□The Peninsula New York(*)
700 Fifth Ave (at 55th St ) 212- 956-2888
最高級ホテル、Peninsulaでちょっとハイソな気分を味わってください。眼下に広がる極上の5番街の眺めが、ちっちゃな悩みも吹き飛ばす?!夏期は午後4時からオープン(日曜休み)。

□The Metropolitan Museum of Art
1000 Fifth Ave (at 82nd St) 212-535-7710
美術館の屋上では彫刻とセントラル・パークを眺めながらビール、カクテルなどがいただけます。上品かつアートな雰囲気なのであまり深酒しないように。10月30日まで。
□Hotel Metro
45 West 35th St ( Between 5 & 6 Ave) 212-947-2500
何の変哲もないカジュアルなビアガーデンですが、その最たる売りは目の前に迫ったエンパイアーの眺め。ど迫力です。週末を除く毎日午後6時からオープン。9月いっぱい。
□BED New York
530 West 27th St, 6th floor Loft (Between 10 & 11 Ave) 212-594-4109 www.bedny.com
新しすぎてまだチェックできてない、このニューヨーク最新ルーフトップ・バーのコンセプトは「ベッド」!要するに、寝っ転がりながら飲めるってこと?! 未体験ゾーン好きな方に。
実は、「明日の元気は、高〜いところから」と信じている人、私以外にも結構たくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか? しかも、ニューヨークの短い夏はもうすぐ夏も終わってしまいます。ならば、理由はともあれ、屋上に上がり、一杯飲みながら、足下の広がるその絶景たちをこころゆくまで楽しんでください。少なくとも、その体験はあなたを裏切ったりしません。今日の自分と明日の自分が、同時に見えてしまうかもしれないのですから。
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