■地上80階の新名所、堂々オープン! 2004.3.1 update

ここコロンバス・サークルはマンハッタンの西側、59丁目とブロードウエイ、そしてセントラルパーク・ウエストが交差するところにあります。そこにそびえ立つ地上80階のツインビル、「タイムワーナー・センター」。それを見上げるたびに、失われた「ツインタワー」を想う人も多いのではないでしょうか?

この「タイムワーナー・センター」内にある「ザ・ショップス・アット・コロンバス・サークル」が2月5日、ついに正式にオープンしました。1階から4階までのショッピングセンターには、コーチ、ウイリアムズ・ソノマ、ゴディバなどの有名ショップや一流レストラン、カフェなど50店近くが入っていて、週末ともなると多くの家族連れや観光客などで大にぎわいです。伝えられているところによると、総工費、なんと17億ドルのこのツインビルが、かねてより何かと話題だった理由の1つに、ここがマンハッタンはじまって以来の大型複合ビルであるということが挙げられます。つまり、買い物や食事だけなく、ジャズも聴けて、ホテルもあって、仕事もできて、住むこともできる、と。

「へえ・・・」と思ったのは私だけでないハズです。「いままでニューヨークにはこういう複合ビルがなかったんだあ」。「東京には六本木ヒルズとかあるのにね」。という声が聞こえます。はい、なかったんですねえ。いままでは、はっきりとビジネスとレジデンス、そしてエンターテインメントはその住処を分けてましたからねえ。で、その内訳を軽くご説明すると、前述のショッピングセンターの上はオフィス・スペース。もちろんここに世界を代表するメディア&エンターテインメント会社、タイムワーナーのヘッドクオーターが置かれます。また、35階には一流ホテル、マンダリン・オリエンタルのロビー及びラウンジとレストランがあり、そのまた上、52階から80階までの201戸はセントラルパークなどを一望できる高級マンションとして売り出し中なのです。

というわけで、早速、「ザ・ショップス・アット・コロンバス・サークル」に足を運んでみました。感想をひと言で書きますと、「なんて、ラグジュアリー感、いっぱいなの!?」。壁がガラス張りになっているのでセンター内は全体としてとても明るく、店舗も広々としています。しかもわかりやすく配置されているから、六本木ヒルズでのように迷子にならずにすみました。が、まだ準備中や内装工事中のお店もちらほら。また、4階にもこれからオープン予定の最高級レストランが軒を連ねており、「いつか誰かにおごってもらおう」と思うばかり。とはいえ、その4階からのセントラルパークの眺めは、かなり良し。もし、もっと上からそれを楽しみたいなら、マンダリンホテルの35階のラウンジでカクテルでも頼んでちょっと優雅にひと休み、というのがオススメです。

つまり、小市民の私には「ウインドウショッピングで満足、満足」って感じだったんですが、そんななか、それでも結構楽しめたのが地下のスーパーマーケット。「きっと、このビルの最上階に住むお金持ちもくるんだろうなあ」などと思いつつ、見回したここはホール・フーズ・マーケットというニューヨークではかなり知られた自然食&オーガニック食品の専門店。ですから、少々お値段が高い商品も多々あるのですが、その一角には無添加、オール・ナチュラルにこだわったお寿司や日本のお総菜、また、絞り立てのジュースを売るスタンドなどがあり、健康を気遣う人にはもってこいです。しかもそれらを手軽に店内で食べることができるので、庶民的にひと休みしたい人には、ほんと、オススメ!

ということで、ここは目の保養に最高の場所で、しかもお腹も一杯。それで、うちに帰ろうと外に出たとたん、やっぱりこの80階の双子のビルが目に飛び込んできてしまい・・・・。どうしても、想い出してしまうんですね、あの事件を。だからこそ、このニューヨークの新名所が「平和のシンボル」になることを願うばかり。そして、そう思っている人は、きっと少なくないハズなんです。


画像右上:コロンバス・サークルにそびえ立つ「タイムワーナー・センター」。セントラルパークから撮影しました。
画像左上:週末だったこともあり、かなりの混雑を見せる入り口付近。普段の倍以上の人出といった感じでした。
画像右中:ショッピングセンター内4階にある「JAZZ AT LINCOLN CENER」の看板。一度は行ってみたい新音楽スポットの登場です。
画像左下:吹き抜けになっている4階から1階を撮影してみました。地下のホール・フーズのEAT-INコーナーがちらっと見えます。
画像右下:高級ホテル、マンダリン・オリエンタルの入り口は60丁目、ブロードウエイを少し西に入ったところにあります。


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