■普通じゃない、季節はずれのスープたち。 2003.7.7 update

梅雨のないニューヨークでは、もう、暦的には夏!ってことになってるんですど、今年は本当に天候がおかしくて、ちっとも暑くなりません。しかも、まるで梅雨のような雨がよ〜〜〜く降るものですから、気分もいまいち冴えませんで・・・・。ということで、憂鬱で、食欲もわかない日などにいいのが、やっぱりスープ。

さて、雑誌「New York」はその名の通り、ニューヨークの羅針盤的マガジンで、彼らが誌面で「こりゃ、いい!」としたショップやレストランは、本当に不思議なくらい流行ります(=なので、日本から遊びに来ても、いまのニューヨークがわかるので是非、チェックしてみてください)。その「New York」誌が数ヶ月前、「冬にお勧めの、普通じゃないスープ」を紹介しました。「普通じゃない」! ただでさえ、ここで紹介されたものをチェックするのが大好きなのに、さらに「普通じゃない」ときたものだ!! もう興味がわいて、わいて仕方がない・・・・・ああ、どうなのよ?そのスープたち?? 気になる。

が、バタバタしているうちに月日は流れ、季節は夏。でも、暑くない。しかも雨。気持ちもうっとうしいから、スープでもすする?ということで、チェックさせていただきました。

MILL KOREAN RESUTAURANTのスンドゥブ
韓国料理=焼き肉だとは思っていない程度の韓国素人さんにとって、この「唐辛子で味付けした豆腐汁」は、まさに感動&病みつきの味!雑誌に書かれていた通り、その辛さが骨まで熱くしてくれ、風邪、ひかなさそー。しかも、豆腐がとっても、とっても、や・わ・ら・か・い! 本来は苦汁を入れて固める前の純豆腐を使うらしいが、この店でそれを使っているのかは不明。でもね、7ドルでご飯とキムチなどの小皿が3品もついてきてしまうのは超お得! だからコロンビア大学生に人気。これ、はっきりいって夏むきのスープ。暑いときに、もっと熱くなれる刺激的な一品。近所だし、通わせていただきます。
(2895 BROADWAY @113ST. 212-666-7653)

BANANIA CAFEのパンプキンスープ
今回紹介されたスープの中で一番洗練されているのがコレ。パンプキンスープってトロっとしたイメージがあるが、これは、その概念を根底から覆す。雑誌の「シルクのような」という表現は実に正しく、さらさらと滑らかで、ホント、上品。しかもお豆の塩味と生姜の香りが、かすかなパンプキンの甘さに見事にマッチして、GOOD。チョコレートクロワッサンなど、パンがいっぱいついてくるのも魅力のうち。最近、特にお洒落になったここ、COBBLE HILLの散歩を兼ねて、是非、お出かけあれ。
(241 SMITH ST., COBBLE HILL, BROOKLYN 718-237-9100)

COZY SOUP 'n' BURGER のスピリットピー・スープ
ニューヨーク大学の学生に人気のダイナー。大胆不敵なバンバーガーがその理由で、そこの「お豆のスープ」。だが、惜しくも残念賞。というのは、しょっぱい!のである。一般的にニューヨークの「食」は塩分高め。その典型か?鮮やかなグリーンとクルトンの大きさには感動したのだが。ということで、やっぱりここではハンバーガーを食べましょう!
(739 BROADWAY @ ASTOR PLACE 212-477-5566)

HURRICANE HOPEFUL CHOWDER BAR のニューイングランド・クラム・チャウダー
こんなにハーブがきいていて、貝がいっぱい入っているクラム・チャウダーを食べたのは生まれて初めて。グランドセントラル駅のオイスターバーが正統派なら、ここのはまさに革新派。しかも、お店がなぜかサーフショップ。チャウダーとサーフィンの合致のココロがいまいちわからないのだか、珍しいので、一回、行っても損はなし。が、7ドルはちょっとお高い?
(218 NORTH 7TH ST., WILLIAMSBURG, BROOKLYN 718-302-3535)

ということで、「普通じゃない冬のスープたち」は、夏にイケるものあり、もう一歩あり、チャレンジャーありと判明しましたが、最後に付け加えるなら、ニューヨークのスープたちは近年、着実に進化しています。だから、お総菜コーナーやテイクアウト専門店で、思わず、美味しい一品に出会ったりできるのです。「具がない」ことで有名なキャンベルの缶スープだって、いまは「具だくさん」のラインナップを充実させて頑張っています。つまり、こんなスープたちはニューヨーカーにとっての「みそスープ」なんであります。なので、今度は「夏にしかありつけない、変なスープたち」でも探してみようかと思います。

画像右上:MILL KOREA REATAURANTの外観
画像左上:BANANIA CAFE外観とパンプキンスープ
画像右下:SOUP'N'BURGERのスピリットピー・スープ
画像左下:HURRICANE の外観

○2003年全米オープンテニス

大歓声がある、大喝采がある! ベースボールスタジアムでもブロードウェイでもない、アーサー・アッシュ・スタジアムだ。毎年8月最終週の予選から、9月第1週の決勝まで2週に渡り、年間グランドスラムの掉尾を飾る「全米オープンテニス」が開催される。ここには、他のグランドスラム大会のような静寂はない。選手のウェアの色・デザインなどの規制も緩い。ここは自由の国・アメリカ! ニューヨークでは、チケットが最も取り難いイベントの一つであり、毎年夏、この大会に足を運ぶことは、ニューヨークっ子にとって一種のステータスでもある。

主催者は、今年の男女シングルス優勝賞金を、昨年比6.2%増の100万ドル(約1億1830万円)に引上げると発表した。四大大会の賞金では史上最高額、もちろん賞金総額も1707万4000ドルとテニスの大会でトップだ。ダブルスの賞金も過去最高の40万ドル(約4730万円)に増額された。

ニューヨーク市の大きなニュースといえば、Sales Tax(消費税)の改正。これまで8.25%だったものが、6月より8.625%に。しかもこれまで110ドル以下の衣類・靴は免税だったのが、8.625%が課税されることになった。ちなみに隣接するニュージャージー州は税率6%。画像は2002年度大会のピンズ。(ワールドバザール21事務局)


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