■2003年 秋・冬ニューヨーク・コレクション速報!? 2003.3.3 update

毎日、氷点下が当たり前の極寒のニューヨークでは、「さぶいっ!」という言葉しか出ないのであります。そんな中、2月7日から始まったニューヨーク・コレクション2003年、秋・冬。それにしても「さぶいっ」!!

通称「ファッション・ウィーク」。パリやミラノに先駆けて、いつも約1週間という期間で開催されるので皆こう呼びます。そして、この「各国いまどき報告」の最初の話題としてご紹介したとっても素敵な公園、ブライアント・パークにこの時期だけ仮設テントが建てられ、そこに世界各国からエディターやらリポーターやらカメラマンやらセレブやらが集まってきて、ああでもない、こうでもない、とひとしきり「ファッション」の話しだけをします。これはまさにお祭りです。

が、誰もがこのお祭りに参加できるわけではないので、この「テントに迎い入れられる」という特権、つまり招待状を得た人たちの中には、それだけでまるで自分のお株が一気に上がったような振る舞いを見せる人もいます。「ラナウエイの招待席の最前列に今回は誰が座るのか」なんていうポリティックな出来事に絡む人々や、それを必死に追っかけるマスコミもいます。有名人も見られまくられ、撮られまくります。そう、「ファッション・ウィーク」とはこんな愉快な人間模様を観察できる場なのであります。

さて、「速報」です(好き勝手にまとめてみた、ということです)。
1)昨年の流れを継いだ感、大。
そのココロ:大幅な変化はなしでしたね。全体的に黒と白が多かったです。「景気が悪いから黒なのね」といっているデザイナーもいました。帽子もファーもマストだし。でもそんな中、女性らしいカットの美しさが目を引きました。大きなアップリケやプリント、刺繍なんかもよく使われていました。
2)でもミニは、嫌だ!というほど来るぞ。
そのココロ:きっとキーワードは60年代への回帰、ツイギーのような、なんでしょうね。でも、彼女みたいにかわいくて細けれりゃいいけど、私なんて・・・・と思う方、残念ですが諦めるしかございません。パンツ・スーツかなんかでスマートに決めて、頑張っていきましょう!
3)が、それでもビビッド・カラーや秋冬らしい色がアクセントに。
そのココロ:マーク・ジェイコブスのカラーの組み合わせが最高にビビッドでキュート!その他の色としては、オリーブ・グリーンとかモカとかごく淡いピンクとかパープルとかがモノトーンの中で生きていました。
4)スポーツウェア系もお洒落だよ。
そのココロ:アナ・スイを筆頭に、いろんなデンイナーが非常に楽しいウンタースポーツ系の提案を展開。寒い冬はやっぱりこれでしょう!
5)ということで、アクセや飾りで差をつけろ。
そのココロ:60年代と同様、今回は80年代ロックスター系ファションもかなり目立っておりました。なので、シルバー系アクセやスパンコールなどの光りモノもやっぱりマスト。あとはリボン、フェザーなどをストリート系に加えるというのも大いにアリ。「個性的なお飾り」で自分だけのファッションを楽しみましょう。

氷点下に加え、今コレクションはテロ警戒レベルが一段階上がるという状況の中で開催されました。なんせ寒いし、だから、じっとしていたらいろいろ深刻に考えてしまいそうでした。ところが、いい意味でケセラセラなファション・ピープルたちのお陰でとっても明るい気分になれたのです。感謝、感謝。ふと、平和だったらこれが当たり前なのに、とも思いましたが。次回コレクションも無事に、平和に、開催されることを祈る今日このごろです。

もっと見たい!知りたい!!という方のために
ファッション・ウイーク主催者のホームページ
http://www.mercedesbenzfashionweek.com
地元テレビ局の番組「フル・フロンタル・ファッション」のホームページ
http://www.newyorkmetro.com/metrotv/fff/index.htm

画像上:ブランアント・パークに建てられた仮設テントの正面入り口。この中に入る時、プレ招待状などをチェックされます。
画像中:現れました!有名人です!!となると、カメラマンがどどっと駆け寄ります。サラ・ジェシカ・パーカーです!私も一枚、失礼しました。
画像下:左から、白のドレスはシンプルかつゴージャスです。二番目、ナルシソ・ロドリゲスのショーにて。ファー&スリムなパンツも「マストアイテム」。三番目、多分、マスコミでも騒がれた「コレクションびっくり裏話」のワンシーン。靴が壊れて、あわてて裸足で出てきたんだそうです。違和感なし?右端、レベッカ・テイラーのバックステージにて。・・・キマってます。


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