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例えば、「ニューヨークにいると、大変でしょう?」と聞かれれば、私は、「ええ、 肩身が狭いです」と応えるしかありません。事の始まりは、7年前に市が法律を変えたこと。35席以下のレストランでの喫煙は 禁止になりました。はい、私は自他共に認める喫煙者です。
でも、レストランでの禁煙にはまったく問題を感じていません。というより、むしろ 歓迎すべきことだと思っています。だって、煙草が嫌いな人は食事中の「煙、モクモク」に耐えられないでしょうから。大切なのは、双方が幸せであるため環境づくり。だから、禁煙すべき場所では禁煙して、分煙にも協力して、エチケットもしっかり守って、そして愛煙家であることを誇りにして生きていこう(ちょっと大袈裟)!と、私なりに努力を続けてきたつもりなのです。
ところが、一旦「ワル者」にされた場合、いくら頑張っても、復活するのは難しいようです。一説によりと、アメリカの禁煙への動きは、大手煙草会社が肺ガン訴訟に負けたことから加速したそうで、つまり、「たばこは悪い」と公に認められたことがきかっけなんだとか。煙草を吸わなくても肺ガンになる人はいると思うんですけどね、なんていうのが、実にいい訳がましいのもよく分かりますが、ちょっといってみたくなった・・・。
そんなわけでここ7年、どんどん肩身が狭くなりましてね。よく、叱られますしね。控えろだの、止めろだの。もちろん、心配してくれていることはわかるんです。でも、繰り返されると、人間、ひねくれますね。私だけですかね。私の場合、そんなときは、好きだから吸っているんだし、止めるときも自分で決めるし、だからお願い、ちょっとほっといて!という気持ちになるんですね。
どんどん煙草の値段も上がりますしね。7月に煙草の値段が1箱が7ドルになったときには、「大丈夫?やってける??」という愛煙家友だちからのご心配もいただきました。が、ご心配には及びません!実はアメリカには、「煙草インターネット・ショッピング」なる、つよい味方??が在るのでございます。
要するに、煙草の値段が高くなる原因は州や市の税金なので、ニューヨークで煙草を買わなければいいんです。だから、インターネットで他州から買う、と。なんて簡単!しかも、ブランドにもよりますが日本より安く買える煙草も在るのでございます。例えば1カートン15ドル。ちなみに電話でのオーダーもok。ニューヨークに長期滞在の予定がある方は「ディスカウント・シガレット」などのキーワードでショップ検索、もしくは、ストリートで無料配布されているニュース・ペーパーなどの広告で電話番号をゲットしてください。クレジットカードにて、簡単に、格安煙草が購入できます。
ああ、よかった、よかった・・・・。と、思ったのも束の間!我々を待ち受ける新たな試練が発覚したのです。先日、ニューヨーク市はさらに厳しい禁煙法案を出したらしく、それによると全てのレストラン、バー、そしてアウトサイド・カフェでの喫煙の禁止を計画、ゆくゆくはビーチやパークも禁煙にしてしまおうとしているそうで・・・・。バーは肩身の狭い喫煙者たちの唯一の和みのスポットで、そこで食事を採る人たちもたくさんいます。ある意味、とてもいい形で分煙できている場所でもあるのです。が、新しい法案ではこのバーでの食事も禁止になるとかで、これは、もう度が過ぎているとしかいいようがありません。しかも、そうなるとシガー・バーでシガーが吸えないという変テコなことも起こり、あるシガー・バーのバーテンダーのおじさん、大いに怒ってました。「ここにはシガーを吸いたい人だけが来るんだから、問題ないじゃん!」。
健康被害のことをいっているのなら、もっと他に解決すべき問題がたくさんあると私は思います。
たぶん、「煙草」はつつきやすかったんでしょうね。だから、今後も延々とたたかれるんでしょうね。でも、ちょっとヒステリックですね。先日、ニューヨーク市長は喫煙者のことを「クレイジー&スチューピッド」と呼び、問題になったそうです。
それでも煙草を吸わない人のほうが暮らしやすい街であることは確かです。さて、止めてから、来ますか?それとも、来てから、止めますか??
※おまけ:『あやのこうじさゆり』がお勧めするスモーカーズ・パラダイス
カフェ・ダンテ
Macdougal St. between Houston St. & Bleecker St.
コーヒーいっぱいで長居できるカフェ。放っておいてくれる、この環境が抜群!
パラチンカ
Grand St. between Thompson St. & 6th Ave.
狭い店内はスモーカーでいっぱい。食事、カフェ、アルコール、全部ok
パラディナ
10th St. between 5th Ave. & 6th Ave.
実は内緒にしておきたかった超お勧めのイタリア料理店。 日本人好みのさっぱり味は、きっとご満足いただけるはず。 喫煙席は、実は、奥に隠れてます。
画像上:お勧めのスモーカーズ・パラダイスのひとつ「カフェ・ダンテ」
画像下:ニューヨークのUSTAナショナルテニスセンターで開催中の全米オープンテニス。第1シードのセリーナ・ウィリアムス(右)
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