■涼を求めて、いざ植物園へ 2002.8.19 update

暑いですね・・・・あれ?これではちっとも伝わりませんね。あじ〜〜〜〜〜ですね(怒)!溶けてませんか?私はすでに人生を諦めたい心境です。しかもニューヨークでは、皆がこれでもか!とエアコンを使うので、あっちこっちで電力不足事件が起こっています。寝ても覚めても、息を吸っても吐いてもあじ〜〜〜!ので、ついに先日、涼を求めてこのコンクリートジャングル、マンハッタンを抜け出しました。

出掛けた先は、ブルックリン植物園(BROOKLYN BOTANIC GARDEN)。なぜ、植物園なのかというと、理由1)ビーチなんてとんでもない。混んでるし、こんがり焼けるだけで、ちっとも涼しくならない。理由2)地下鉄で30分程度のお気楽さと車内の抜群のエアコン力が魅力。理由3)空いている。本音は、理由3)が一番の理由で、人工密度が低いところで、思いっきり、木の恩恵を受けたい、木陰の涼しい風を独り占めしたい、と思いました。

さて、1910年創立のこの植物園は52エーカーの広さ誇り、そこに世界中から集められた1万2千種類以上の植物が生息しています。温室あり、ハーブ園あり、見晴らし台ありで、じっくり見ていたら1日では廻り切れないかもしれません。また、春の桜祭りは有名で、園内には東屋つきの日本庭園やちょっと変な朱塗りの鳥居もあります。そして、この広大な敷地のレイアウトは見事としか言いようがなく、だから、「この美しい風景を水彩画におさめてみよう」などという講座も設けられているのです。もちろん、誰でも参加ok。実にニューヨークらしいリピーターを飽きさせない工夫だ、と感心しているところで、カルガモ親子と野兎も発見!しかも、バードウオッチングの講座もあるそうで、結構、惹かれてしまったのです。とはいえ、私は急ぎ、「涼」を求めて来たわけですから、とにかく木陰、木陰、と。あ〜涼しい!鬱蒼と茂る木の有り難さ。すうっと吹く冷たい風。こんな自然に囲まれていると、普段不真面目な私も、さすがに考えてしまいます。地球の温暖化や自然破壊の問題を。

ニューヨークにはもう1つ大きな植物園があります。ブロンクスにあるニューヨーク植物園(THE NEW YORK BOTANICAL GARDEN)がそれで、今、近代美術館(MoMA )の彫刻展が開かれています(8月31日まで)。MoMAは2004年末のリ・オープンを目指して現在、大改装プロジェクトを進行中。そのため、クイーンズへ一時的に引っ越すことになり、先日、その「MoMAクイーンズ」がオープンしました。この件はご存じの方も多いと思うのですが、この改装伴う、植物園での彫刻展は意外な穴場。「涼」に加えて、ピカソやロダン、ヘンリー・ムーアなどの芸術を鑑賞できるなんて、本当にお得です。というわけで、この夏の「植物園行き」をお勧めします。ぜひぜひ、急いでお出かけ下さいませ。なんせ、暑いんですからね。

ブルックリン植物園(BROOKLYN BOTANIC GARDEN)
1000 Washington Avenue, Brooklyn
(718) 623-7200
http://www.bbg.org/

ニューヨーク植物園 (THE NEW YORK BOTANICAL GARDEN)
Bronx River Parkway at Fordham Road, Bronx
(718) 817-8700
http://www.nybg.org/


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