い〜食住
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モンゴル エルデネト「エルデネト食料品市場」

ここはモンゴル第二の都市エルデネト郊外のドンダド村。馬乳酒を作るヤガリーン・バトザヤさんのゲル(伝統的な移動式住居)です。ゲルは円形で、中心の柱によって支えられ、屋根の部分には放射状に梁が渡されます。梁にフェルトをかぶせて屋根や壁に相当する覆いとします。寒さが厳しいときはフェルトを重ねたり、暑いときには壁際の裾をめくって風通しをよくすることができます。

ゲルの入口は南側に作られます。入って正面にはチベット仏教の仏壇が置かれています。中央にはストーブがあり、向かって右手(東側)が女性や子供、左手(西側)に男性や客人が座ります。室内の空間は壁で仕切ることはせず、ひとつの室を家族で共有しています。ゲルの頂点部は換気や採光のために開閉可能な天窓になっており、ストーブの煙突を出すことができます。

午後1時、昼食の用意がはじまりました。遊牧民の伝統料理「ホルホク」です。山羊(ヤギ)の肉を牛乳缶に入れ、焼けた石を放り込みます。ジャガイモ、玉ネギを加えて岩塩で味付け、フタをしてじっくり蒸し焼きにします。一族は家畜たちと季節の移り変わりにあわせて移動します。モンゴル、昔ながらの遊牧民の暮らしと工業都市の生活が両立していました。


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