お国自慢レシピ

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■材料/2〜3人分

材料余白用
●ナス(中) 5〜6コ
●タマネギ 1/2コ
●トマト 1/2コ
●ピーマン 1コ
●レッドパプリカ 1/4コ
●ニンジン 1/4コ
●ニンニク 2片
●トマトペースト 大さじ1
●白ワイン 少々
●水 1〜1.5カップ
●カイエンペッパー 小さじ1
●塩 適宜
●胡椒 適宜
●サラダオイル 適宜


■作り方
1.ナスの下ごしらえをしましょう

作り方ニンニクを縦半分に切り、3〜4mm幅で縦長に刻みます。ナスの皮は、残す部分と剥く部分をほぼ均等間隔にしましょう。皮を剥く部分は3〜4カ所。皮を剥いたところに2カ所ずつ串で穴を開けてニンニクを差し込みます。ナスに塩、胡椒をして味を馴染ませるようにすり込みます。


2.ソースを作ります

作り方ピーマン、レッドパプリカ、タマネギ、ニンジンは、繊維に沿って3〜4cmにスライスして炒めます。火が十分に通りタマネギが半透明になってきたら、トマトペースト、白ワイン、水、カイエンペッパーを加え、塩と胡椒で味を調えて弱火で煮込みます。


3.ナスを素揚げします

180℃から200℃の高温の油でナスを素揚げします。皮を剥いた部分がきつね色に、皮は鮮やかな紺色に色づいたら、取り出して油を切ります。


4.ソースで15分煮込めば出来上がりです

作り方ソース<2>にナスを放射状に並べ、乱切りにしたトマトを散らして、弱火で約15分煮込みます。アツアツのままでも冷蔵庫で冷やして食べても美味しい煮浸しの出来上がりです。



■料理のPOINT

One Pointアドバイス  ナスはよく使われる食材。ナスと挽肉のパイ風重ね焼きの「ムサカ」も代表的な料理です。以前ご紹介したギリシャの「ムサカ」はベシャメルソースで焼き上げますが、ルーマニアではチーズとトマトソースがベース。一度火を入れた挽肉をミンチマシンにかけてそぼろ状にし、サワークリームをかけて酸味をプラスするのが特徴です。ペースト状のナス「サラタ・テ・ビネテ」は、トマトやタマネギと一緒にパンに塗ってカナッペのように食べられています。今回の「テウンパナーテ」は、温めても冷やしても美味しい料理です。日中に作っておけば、暑い夏の夕食で、味の馴染んだナスを美味しくいただけるでしょう。

※関連レシピ(料理名の部分をクリック)
・ギリシャ編「ムサカ

【ポイント1:ニンニクをナスに差し込む】
ナスにニンニクを差し込んで揚げると、ニンニクの香りが立ちナスの水分が抜けて、煮込んだときに味が染み込みやすくなります。

【ポイント2:野菜は同じ長さに】
タマネギやニンジンは野菜の繊維に沿って約3〜4cmの長さに切りそろえましょう。野菜の甘みがソースに加わります。


■Miniコラム

閉ざされていた伝統的ワインが近年急成長

ミニコラム ヨーロッパの中でもルーマニアワインの歴史は古く、東ローマ帝国時代まで遡ります。しかし第2次大戦後の社会主義体制でワイン産業は低迷。国内で消費されるわずかな量が生産される程度でした。しかし政治体制が変わり経済が安定すると共に海外資本が投入され、ワイン産業は急速な伸びを見せています。

ミニコラム  もともと伝統のあったルーマニアワインのこと、産地も各地に点在しています。最も有名な産地は、北東のモルドバ地方のコトナリ。コトナリ、タマヨアサ、フェテスカ、フランクシャというルーマニア特有のブドウ品種が世界から注目されています。コトナリから南に下ったフシではブスヨアカ、ズギャラという品種が有名。あのドラキュラで有名なトランシルヴァニアにはジドヴェイ、クラチュネル、アポルドゥ、バガチウの産地があり、さっぱりした白ワインが有名です。赤ワインならば黒海に近いムルファトラール。辛口のカベルネ・ソーヴィニョンやピノ・ノワールがお勧めです。




画像上:ルーマニアのワイン
まだ日本への輸入量は少ないようですが、ルーマニアン・レストラン「ダリエ」では食事にあったルーマニアワインを楽しめます。

画像下:ルーマニアのビール
ルーマニアのポピュラーなビール「URSUS」。「ダリエ」は愛知万博のルーマニア館でレストランを出店中。それにともなってビールも輸入しています。このURSUSは東京・銀座の「ダリエ」と愛知万博で飲むことができます。


■今回料理を紹介してくれたレストラン

ルーマニアン・レストラン「ダリエ」
住所:東京都中央区銀座7-8-5植松ビルB1F
電話:03-3573-3630
FAX:03-3575-2405
営業時間:

ランチ11:30〜15:00
ティータイム13:30〜16:30
ディナー17:00〜22:30(L.O.21:30)
定休日:日曜
URL:http://www.darie.co.jp/

 現在、日本には4店舗ほどルーマニア料理を提供するレストランがあります。しかし、なんといっても日本においてのルーマニア料理の第一人者は、ここ「ダリエ」のシェフ及川さん。オープンは1972年。チャウセスク政権の共産主義の時代に、銀座にオープンしました。東欧文学に熱心だったオーナーが当時の在日ルーマニア大使と食事をしているとき「チェコやユーゴなど東欧諸国のレストランはあるのに、ルーマニアのレストランがない。東京にルーマニア料理の店を開けないものでしょうか」と相談されたことがきっかけでした。

 それまでフランス料理の修業を積んでいたシェフ及川さんはルーマニアに赴き、じっくりと食べ歩きます。そしてルーマニア料理は和風にアレンジしなくても、そのまま日本で受け入れられると実感しました。オープン時にはルーマニアでも5本の指に入るトップクラスのシェフが1年ごとに2人来日し、シェフ及川さんに料理を徹底的に伝授。ダリエの料理はルーマニア料理の中でも古都ブラショフの影響を大きく受けています。日本でいうと京都の和食です。基本を忠実に再現し本格的な味を楽しめるダリエでルーマニアの味を楽しんで下さい。

 ランチは日替わりで3種類用意され950円〜、昼のコースは2,100円〜3,300円。ディナー時はアラカルトは1品で1,600円〜、コース2,800円〜。

※9月25日まで愛知で開かれている「愛・地球博」の、ルーマニア館にて「ダリエ」が提供するルーマニア料理が味わえます。

レストラン
店内はロココ調の落ち着いた雰囲気。ご予約で個室(1室・10〜15名)のご用意も可能。アクセスは東京メトロ・銀座線の銀座駅下車、徒歩3分。JR新橋駅から徒歩5分。銀座通り沿いです。

レストラン
1997年に、ルーマニア料理協会のマエストロに認定された、シェフの及川治道さん。ルーマニアのトップクラスのシェフから料理を伝授され、ルーマニア本国と同じ味を楽しめます。

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