番組内容
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■パンダ繁育研究基地
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■大熊猫(パンダ)
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■近代的な街並み
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■中国紙幣
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13億人を突破したといわれ、世界一の人口を有するアジアの巨大国家、中国。都市部では高層ビルが立ち並び、山岳部では少数民族が今なお昔ながらの生活を送っており、多面性を持ち合わせたこの国は、訪れるたびに新たな発見があります。古くは紀元前、世界で最も古い文明のひとつ、黄河文明が誕生したこの国は、その後も多くの王朝が栄え世界の歴史に多大な影響を与えてきました。1949年、毛沢東によって、中華人民共和国の成立が宣言され、最近の近代化・工業化はめざましい勢いです。

私たちが今回訪れたのは、中国西部第一の都市、成都。古くから、中国西部の政治、経済、交通の要所となってき四川省の省都です。古くから、肥沃な大地で豊かな生活が送れたことから「天府の国」といわれてきました。ここはパンダの一大生息地。中国の国宝であるパンダを絶滅させないために育成研究や飼育指導を行っている政府機関、国立成都パンダ繁育研究基地もあります。

現在、日本からの直行便はありませんが、成田発北京乗り継ぎの便が毎日、福岡発上海経由の便が週4日と便利です。乗り換え時間を入れて7時間半程で到着します。一年中温暖・湿潤な気候で四季がはっきりしています。時差はマイナス1時間。日本が正午のとき、中国は午前11時です。広大な中国ですが、時間は統一されています。国民の90%以上を占める漢民族の言葉、漢語(中国語)が公用語です。通貨は人民元で、1元=約12.9円(2005年3月現在)。

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■上空から見ると黄色の絨毯
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■中国らしい建物が並ぶ
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■ゲストハウスの入り口
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成都は、四川省の省都で、中国西南部の交通や経済の中心地です。私たちが訪れたのは、菜の花が咲き誇る季節。機内からの景色も、黄色い絨毯をどこまでも敷き詰めたようです。成都市の中心部には大きなビルが立ち並び、今なお建設ラッシュが続いています。繁華街にはおしゃれをした若者が楽しそうに歩いています。

成都周辺には、九寨溝や黄龍といった世界遺産にもなっている観光地もあり、チベットへの玄関口として、成都は観光の拠点となっています。そのため、市内にはホテルも多くあるのですが、まだまだ成都について詳しく書いたガイドブックは少ないのが現状です。そこで困るのはバックパッカーではないでしょうか? 彼らが求めるような安宿の情報は、ガイドブックにはほとんど載っていません。

そんな成都で、バックパッカーのためのゲストハウスを経営している日本人がいると聞き、私たちはさっそく会いに行きました。成都市内、文殊院という歴史ある寺院のすぐそばに「シムズ コジー ゲストハウス」はあります。フロントで、日本人女性・植田麻紀さん(30歳)が出迎えてくれました。いたるところに日本語で丁寧に書かれた観光案内やツアー紹介の手作りポスターが貼られています。

高知出身の植田さんは、1999年にチベットのラサで、その後ご主人となるシンガポール人の瀋 観華(シン カンカ)さん(42歳)と出会い、意気投合、翌年結婚します。そして、ふたりはかねてからの夢であった、ゲストハウスを成都で開業することになったそうです。ふたり共、元バックパッカーとして、宿に求めるものを形にしていったのが、この「シムズ コジー ゲストハウス」なのだそうです。まさにバックパッカーによる、バックパッカーのための宿という感じですね。

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■築百年の歴史ある建物
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■植田さん
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■日本語の看板が嬉しい
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■ホテルのようにきれい
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■レセプションの植田さん
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■壁には手書きの周辺地図
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ゲストハウスの中を見せていただきました。客室は驚くほど清潔で、快適そのもの。ゲストハウスというには、きれい過ぎる気もします。お花を活けたり、カフェ風のおしゃれな食事メニューがあったりと、細やかな気配りは日本人女性ならではといえるのではないでしょうか。

インターネットで噂を聞きつけたバックパッカーたちがひっきりなしにやってきます。日本人はもちろん、ヨーロッパ人やアジア人、各国からゲストがやってきます。植田さんは日本語、英語、中国語を駆使して接客をしています。

中国において、ふたりとも外国人で仕事をしていくというのは、いろいろ苦労があったのでは?という問いに、「外国人だからというハンデは感じたことはないけど、四川人ではないので、コネがないという点で不利なことがいろいろありました」と。それでも、長年に渡って各国を旅している筋金入りのバックパッカーから、「ここのゲストハウスは中国でNO,1」と言われたことが何より嬉しく、ゲストハウスをやっていてよかったと思うそうです。

お嬢さんの蘭熙(ランシ)ちゃん(2歳)は、既に3ヶ国語を理解すると言うから驚きです。8月には家族が一人増える予定だそうです。そんな幸せいっぱいの植田さんの夢は、「成都に行くならシムズ」と言われる宿にすること。優しいご主人の瀋さんと二人三脚で、その夢を実現する日も近い、と私たちは思いました。

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■瀋さんと蘭熙ちゃん
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■成都農産物市場
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■冬瓜ピラミッド
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■太陽の違いが色の違い
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天府の国・成都では、農産物が豊富に採れます。それらを一堂に集めたかのような、巨大な市場「成都農産物市場」が今回の舞台です。成都市南部に位置します。溢れんばかりに荷台に野菜を積んだ大型トラックが列をなしています。その迫力に胸が高鳴ります。

こんな巨大なトラックに満載されたそら豆、初めて見ました。この大きなそら豆は四川産で、四川省は天候もよく土壌もいいので、そら豆がよく育つと言います。「毎日トラック10数台分をここの市場に運び入れるんだ。大体70〜80トンかな」と。70〜80トンのそら豆って…どんな量なのか想像がつきません。

大きな冬瓜が、山のように積み上げられています。こちらは東洋のハワイともいわれる中国の南の島、海南島産です。海南島の冬瓜は、見た目もきれいで、中身もしっかりしているとのこと。「これは5〜6kgね。これでも小さい方なのよ!」とお店の人。大きいものだと10kg以上になるのだとか。

中華料理でおなじみの黄ニラも新鮮そのもの。こちらも四川産だそうです。畑で日に当てて育てると普通の緑色のニラになり、日に当てないで育てると黄ニラになるそうです。「黄ニラは柔らかくて、お肉と一緒に炒めると美味しいのよ!」と言います。1束1.7元(約22円)。「ここの市場は交通の便がいいからいいわ」とは常連のお客さん。

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■これ全部そら豆
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■南瓜に追われて・・・
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■小売の店も
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■電動機付き自転車も活躍
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■お豆腐屋さん
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■香辛料屋さん
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■辛そうな唐辛子
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■過積載?!
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卸売りの市場にあって、野菜の小売をしている、いわゆる八百屋さんを見つけました。すべて四川省の野菜だそうです。大きなレンコンは、歯ごたえがよく炒めても美味しいのですが、すりおろして、お湯と砂糖を加えて飲むと栄養満点で体にいいそうです。こんな食べ方があったのですね。レンコンは500g1.5元(約19円)、他にもトマト500g1.2元(約15円)、キュウリ500g2元(約26円)と、どれも安い。

お豆腐屋さんもありました。売られている豆腐は2種類で、香ばしい淡水豆腐と、なめらかな石膏豆腐です。豆腐はどれも1丁1元(約13円)! 四川料理の代名詞である麻婆豆腐に入れたり、中国でも豆腐はポピュラーな食材です。他にも豆腐の燻製などもあります。豆腐の燻製は、前菜に使うことが多いそうです。

通りを挟んだ向かい側に渡ると、独特の香辛料の香りがしてきます。香辛料は、四川料理には欠かせないものです。四川人は特に花椒(山椒)のシビれる辛さが大好きだそうです。麻婆豆腐にも、この花椒(山椒)が入っているのだとか。唐辛子も大きな袋にめいっぱい入っています。

よく見ると、花椒も唐辛子も、加工してないそのままのものと、粉状に挽いたものと、それぞれ並んでいます。「そんなに興味があるなら、香辛料を加工をしている人がいるから、紹介してあげよう」というお店のご主人に甘え、翌日、訪ねてみることにしました。

それにしても、絶えることなく野菜や農産物を乗せたトラックが、ひっきりなしに往来しています。常に大量の物が行き交う広大な市場と、そこに働く人たちのたくましさを見ていると、まさに中国の縮図を見ているような気分になります。何だか私たちまで元気をもらってる気がします。

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■魚屋ストリート
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■ジンギョの、アヒルみたいな口
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■白ナマズ
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野菜がたくさん並ぶエリアを抜けると、水の音が。鮮魚を扱うエリアにきました。成都の市場で鮮魚を見るのは初めて。成都は内陸のため、レストランに魚介のメニューは殆どなかったので、私たちはどんな魚があるのかワクワクしながら散策しました。さっそく珍しい魚を発見です。真っ黒で、まるでアヒルみたいなクチバシがあります。ジンギョという魚だそうです。「長江の辺りに生息する川魚だよ。醤油で煮ても美味しいし、蒸しても美味しい、高級魚だよ。柔らかくておいしんだ!」と言います。500g38元(約490円)。いったいどんな味がするんでしょうか。

真っ白いナマズを選別している女性がいました。手触りで活きのよさが分かるそうです。「このナマズは養殖だよ。黒いナマズより美味しいし、高く売れるんだ」と言います。四川省は温暖だから、川魚の成育に適しているのだそうです。500g16元(約206円)。

水槽にいっぱい入った鯵のような魚を見つけました。四川省で最もポピュラーな魚で、レンギョという名前だそうです。身が凄く柔らかくて、スープに入れたり、火鍋(四川省の辛い鍋)に入れたりして食べるんだそうです。四川省の人はみんな大好きな魚なんだとか。500g5元(約65円)とリーズナブル。是非食べてみたい!と思っていたところ、お店の方が、市場の食堂で食べられるということを教えてくれました。

隣のお店では、ネットに入った…ゲロゲ〜ロ。牛蛙です。鶏のようで美味しいといいます。500g8元(約103円)。ネットから出してくれました。もうひとつのネットからは、亀?と思いきや、なんとスッポンです。日本では超高級料理の部類に入るスッポンも500g11元(約142円)と庶民的なお値段です。こちらでもスープにしていただくそうです。「栄養豊富で、元気になるよ!」とお店の人。

お腹も空いてきたので、さっき聞いた食堂へさっそくお昼を食べに行くことにしました。市場の入り口隣の高い建物の中に、食堂、宿泊施設、マッサージ屋さんが入っています。1階がフードコートのようになっていて、市場で働く人たちのお腹を満たしています。

さっそく、先ほどのレンギョを使った料理「麻辣(マーラー)魚」という料理です。コックさんが見せてくれたのは生きた魚。これをさばいて料理してくれます。期待できます。待つことおよそ15分。真っ赤な唐辛子のスープが出てきました。箸で掴むと身がくずれてしまうほど柔らかく、臭みもまったくなく、とても美味しくいただきました。

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■レンギョ
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■牛蛙は美味しい?
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■麻辣魚
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■黄さんを訪ねる
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■出迎えてくれた黄さん
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■石臼で挽く
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■まだまだ
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■色の違いわかりますか?
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翌日、さっそく成都農産物市場で紹介していただいた、香辛料の加工を行う黄さんを訪ねることにしました。成都市内から車で30分ほどの簇橋郷順江村に、作業場兼自宅があります。ご主人の黄 立平(コウ リッペイ)さん(40歳)が出迎えてくれました。

さっそく唐辛子を挽く作業から見せていただくことにしました。唐辛子は、四川料理に欠かせない香辛料です。この辛さが体にすごくいいと言います。また、リウマチなどに効くそうです。知りませんでした!

黄さんが使うのは、二荊条(ニキンジョウ)という種類の唐辛子だそうです。それを乾燥させ、炒ったものを粉にします。その時に、四川省では伝統的に石臼で挽きます。今ではほとんど機械化されてるそうですが、昔ながらのやり方を教えてくれました。全体的に、まんべんなく粉状にしていきます。

完全に全体が粉状になったら、ここに少量の食用油を入れて、よく混ぜます。油を加えることで、色が鮮やかになり、香りも増すそうです。色の違いがわかりますか? 本当に鮮やかな赤色になります。これで出来上がり。工程は少ないですが、かなりの重労働です。

熱した油に、この唐辛子の粉を入れると、紅油(コーユ)というラー油のような油ができます。鮮やかな色を活かすため、前菜などによく使うそうです。

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■花椒
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■花椒を片手に黄さん
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■中華鍋で炒る
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■機械で一気に
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■あっという間に粉状に
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■加工前・加工後
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■麻婆豆腐
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次に見せていただいたのは、花椒(ハナショウ)です。日本では山椒の名でおなじみですが、こちら中国では花椒と呼ぶそうです。黄さんが使うのは、数ある花椒の中で、最も名高い四川省阿バ産のものです。これは味も香りも、シビれ感も抜群だそうです。

その赤い花椒を、まず中華鍋で乾煎りします。乾煎りすることで、花椒の香ばしさが増します。この時、熱を加えすぎると、花椒同士がくっついてしまい、美味しくなくなってしまうので、くっつかない程度に炒るのがポイントです。

花椒を炒ったら、あとは機械で一気に粉状にするだけです。大きな機械音と共に、花椒の香りが立ち込めます。あっという間に粉状になりました。ちょっと、出来上がりを舐めてみました。すると、口いっぱいに香りが広がり…舌先がビリビリしびれだします。日本では味わったことのない感覚です。シビれますが、酸味もあって爽やかな味です。

出来上がった、唐辛子粉と花椒粉を使って、やはりここは四川料理の代名詞、麻婆豆腐を作っていただくことになりました。黄さんのお母さん梁 雲貴(リョウ ウンキ)さん(63歳)が作ってくれます。

作り方も覚えようと、必死にメモを取りました。まず、生姜とニンニク、ネギをみじん切りにします。たっぷりの油を中華鍋でよーく熱し(ここがポイント!)、そこに豆板醤、生姜、ニンニク、唐辛子粉、砂糖、ネギ、醤油、水の順に加えていきます。そこにサイの目に切った豆腐を入れ、よく炒めたらお皿に盛り付けます。そして最後に、花椒粉をたっぷりとふりかけて出来上がり。

この通りに作ったら、私でも美味しく出来るでしょうか? 他にもたくさんの料理を作って、家族みんなでお昼ご飯です。店番をしていた黄さんの奥さん 康 成英(コウ セイエイ)さん(37歳)も戻ってきました。今日の麻婆豆腐の出来栄えは?と聞くと、「いつも通り美味しい。四川の伝統的な味が出せたと思う!」とのこと。毎日、こんな美味しい中華料理を食べてるなんて、うらやましいですね!

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■親戚も交えてお昼ご飯
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■豪勢な食卓
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■農産物市場の店頭にて
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食事を終えた黄さんにお話を伺いました。黄さんは、この仕事をはじめて4年になるそうです。「以前は、洋服の加工やトラックの運送などいろんな仕事をやってきた」と言います。そんな黄さんは、香辛料は常にニーズがあることに注目。雲南省で香辛料の仕入れをしている親戚がいたことも手伝い、今の仕事をはじめたそうです。

初めは、バイヤーがなかなか得られず、苦労も多かったとか。「香辛料を扱う店はたくさんあるから、競争が激しい」と言います。そんな中、いいものを作り続けることで、少しずつバイヤーの信頼を勝ち取っていったそうです。

「商売をやるからには、きちんとやりたい。常にいいものを提供していきたい」と言います。商売もだんだん軌道に乗ってきた様子。「もっと頑張って、商売を繁盛させたい」と常に上を目指す黄さんです。

家族について聞いてみると、「私にとって、家族は最も重要なもの。商売はその次に大事なもの」との答え。何より家族思いの黄さんだからこそ、家族の幸せのためにご商売も頑張ろうと一生懸命なんですね。そんな黄さんの真摯な姿に、心からエールを送りたくなりました。

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■黄さん夫婦とお母さん
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